❤ ヰタ・セクスアリス ♡

今日で水無月も終わり、いよいよ明日からは文月ですか。今年ももう半分が終わりましたねえ。 time and tide wait for no man 、時間の流れはまるで懸河の如くでありまして、沢田研二の「時の過ぎゆくままに」、或いはローリング・ストーンズの「time is on my side」 という曲もありましたけれど、それにしても速いものですねえ。この時期になりますと思い出しますのが、行水の 捨てどころなき 虫の声、元禄期の俳人、鬼貫の句ですが、今朝、愛犬と散歩をしていましたら、もう夏なんですね~、路上に虫が何匹か落ちておりました。寿命なのか、少々弱った感じだったのですが、我が愛犬はそれを目がけていきなりの全力疾走、ほんの数秒で、バリバリと全て食べてしまいました。虫食べる 我が愛犬の 口に羽根 媚を売っても 肉食獣、少々字余りですが、妙な和歌、というより季語も無い駄句がまたまた出来てしまい、恐縮です…。

でもね、愛犬の活発な食欲を見ていて思ったんですよ。ほら、今、日本全国津々浦々で、外来種が跳梁跋扈していますよね。ブラック・バスやブルーギルが有名で、琵琶湖の鮒なぞを食い荒らしているそうですが、もっと凶暴な連中がうようよしてますもんね。アメリカ大陸のカミツキガメ、北米からはオオウシガエル、アフリカマイマイ…。最も凄まじいのが、アルゼンチンアリです。この蟻、幾つもの県を超えての巨大コロニーを造るそうで、生命力も食欲も性欲も極めて旺盛、考え得るあらゆる被害を及ぼすそうです。日本の在来の蟻の4倍の速度で動け、既に、広島から愛知まで棲息範囲が広がっているとか。そうそう、今朝、読売を読んでいましたら、名古屋城のお濠を調査した処、北米のアリゲーター、ワニですね、これが2匹見つかり、中国のソウギョまで確認されたそうです。ワニなんて元々日本に居ない訳ですし、そしてこのソウギョ、兎に角水草を大量に食べ漁るそうで、寿命は10年、こんなのが居たら、生態系は滅茶苦茶です。僕、ここで提案したいんですが、この連中を今更母国に帰す訳にも参りません。かといって、放置していては、日本の古来からの生き物の生態系が壊れてしまいます。だとすれば、供養という意味でも、食べるしかないんじゃないかしら。

僕、かってオーストラリアのメルボルン、という移民の街に2年程住んでいました。ここは世界中の人々が集まっていまして、その理由は、オーストラリアのゴールド・ラッシュがあり、第二次世界大戦の際には難民が避難し、そして、豪州最大の港があるんですね。その所為と思われるんですが、夫々の人種がコミュニティを形成していまして、チャイナ・タウンやコリアン・タウンは勿論の事、欧州全域に東南アジア諸国の人々が住んでいます。海産物にも恵まれていますし、ワイナリーも豊富、グルメやグルマンの方は是非お越し下さい。さて、このメルボルン、移民の街だけあって、満艦飾の様に、世界中の料理が食べられるんですが、僕、かなり食べ歩きました~。そこで、色々な変わった食材を食べたんですが、ベジマイトという、豪州でしか人気の無い、トーストに塗る不味いペーストがあったり、韓国料理のホンオフェ、これはエイの肉を発酵したものなんですが、まァ途轍もなく臭かったです。チャイナ・タウンでは、細長い外米に、毛の付いたままの豚の煮込みをぶっかけた、100円の定食も食べましたねえ。カンガルーやバッファローやワニのステーキ、そして、ブッシュ・タッカーと呼ばれていましたが、オーストラリア原住民の郷土料理、これ、実は昆虫食なんですね。僕、蟻のペーストを恐る恐る食べたんですが、案外イケるんです。これから、地球上の人口は益々増え、水を巡っての戦争も起こると言われているぐらいで、色んな物を食べられる様にすべき、そう思いませんか!?これで日本の自然を侵食する、外来種の問題は解決です。そしてね、ヒトがどうしても食べにくいものは、ペット・フードにすれば良いんですよ。北海道で作物に被害を及ぼすエゾジカ、あれ、ジャーキーになって、ウチの愛犬がむしゃぶりついてますもんね。

閑話休題、この外来種の問題、異種と如何に共存するか、という事になって来るかと思われます。以前の拙ブログでご紹介した、ポーランド出身のうら若き才女、カロリーナさん、彼女は、日本の女流棋士、将棋のプロを目指して来日したんですね。日本語はアニメで覚え、将棋はネットで指し、そして将棋界に入門したんですが、昨日の時点でとうとう3級に昇級しました。女流は2級からプロとして認められますから、後もう少しで、400年以上の歴史を誇る日本の将棋界で、初めての欧州出身の棋士の誕生です。カロリーナさんの益々の健闘を心からお祈りしますが、これまた喜ばしいニュースが舞い込んで来まして、全米の全州で、同性愛者の結婚が認められる様になりました。これで、先進国で同性婚を認めていないのは我が国だけになりました。

僕、同性愛者ではありませんが、個人の趣味嗜好や考え方は尊重したいですし、ゲイの皆さんが掲げる旗、所謂レインボー・フラッグ、これは7つのカラーから成りますが、人それぞれの多様性を認めよう、という思想でして、素晴らしいじゃありませんか。安倍の馬鹿も、戦争ばっかりしようとしないで、愛し合った方が良いと思いますよ~♡そうそう、話はずれますが、都内各地で、大学生達数千人が、安倍に反対し、デモを頻繁に行っているとか。彼らも旗を掲げていまして、それが、 war is over if you want it 、若者達は知らないかもしれませんが、このフレーズ、ジョン・レノンが伝えた有名なメッセージなんですよね。大のジョンのファンの僕は、思わず涙した次第です。

さて、話を戻しまして、ゲイやレズといったマイノリティの人達を許容する、これは非常に大事な事でありまして、大きな物事を成し遂げる人達って、大体において周囲からは蔑視され、蔑まれ、憎まれるのが常でしょ。エジソンだって学校では鼻つまみ者、谷崎潤一郎も肉親から縁を切ると言われ、ゴーギャンなんて乞食と変わらない暮らしでした。でも、こういう彼らを暖かく見守る、それぐらい社会に余裕があって初めて、画期的な発明や芸術が生まれる、僕、そう思えてなりません。

そしてね、日本には古来から、衆道、というゲイのスタイルがありました。大体、日本書紀にも同性愛の記述があるぐらいですから、決して忌み嫌うものじゃありませんよ。男が男を好きなんだから、仕方無いじゃありませんか。例えば室町期なんて、将軍の寵愛を巡り、フラれた方の武将が、嘉吉の変という大乱を起こしていますもんね。結果、その将軍は愛のもつれから、武将に討ち取られました…。織田信長・上杉謙信・武田信玄・徳川の歴代将軍、皆さん、男女を共に愛するバイセクシャルでしょ。明治期でも、薩摩藩の若侍達が美男子を取り合い、殺傷事件が頻繁に起きています。また、著名な文士の皆さん、三島由紀夫はその代表ですが、志賀直哉にせよ森鴎外にせよ川端康成にせよ、若かりし頃は、男性との愛情関係にあり、それを堂々と小説にしています。僕ね、子供の頃、江戸川乱歩の「少年探偵団」「怪人二十面相」にハマり、読み耽った一時期がありました。乱歩先生の諸作品を読んでいたら、子供が入ってはいけない世界を書いていたんですね。「人間椅子」なんて、椅子をくり抜いてそこに男が入り、美人が座ったら嬉しい~、という、とんでもない話でしょ。「屋根裏の散歩者」はのぞき行為ですし、「踊る一寸法師」は小人の話ですもん。まァ、「パノラマ島奇譚」がその集大成なんでしょうが、乱歩先生、かなりのど変態でありましょう。でね、「孤島の鬼」という小説を読みましたら、それがなんと、渋い男性に思いを寄せる美少年の苦悩でしょ。んもう、乱歩先生ったら…♡

海外なぞはもっと多く、トーマス・マンにオスカー・ワイルドにシェークスピア、これら大御所を筆頭に、枚挙に暇がありません。音楽界だって、エルトン・ジョン、フレディ・マーキュリー、デビッド・ボウイ、これまた沢山いらっしゃいます。尤も、ストーンズのミック・ジャガーの様に、ベッドを共にしたのは、女性4000人、男性1000人となると、こりゃもうギネスに載りますね…♪

今ご紹介した皆さん、彼らは、凡人では決して出来ない様な美しいメロディを造り、万人の胸を打つ文学作品を書いた訳で、最早それらは人類共通の財産です。見た目・第一印象・考え方で人を排除するのは愚の骨頂、そんな馬鹿げた事をしていては、現政権と同じうつけ者でありましょう。ともあれ、この国が、様々なマイノリティにとって住みやすい、素敵な国になります様に…。
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