悪人列伝

ホント、日本って、自国民に優しくないなあ、僕、痛感しています。またもやストーカーの犠牲者が出てしまい、被害者の方やそのご家族の事を思いますと、胸が潰れる気がしますし、謹んでご冥福をお祈り致します。僕、この手の事件が起きる度に感じますのは、常に警察は不手際ばかり、対応が後手後手ですよね。以前、僕、素人ながらも15年ぐらい前ですか、映画を撮りましたが、その作品の粗筋は、女性に寄生する男性が殺人を犯し、警察はまともな捜査をせず捕まらない、ただ、闇社会の人間にその男は殺害される、という因果応報的なものだったんですが、今になってみると、荒唐無稽なストーリーじゃありませんよね。日本の警察制度を、一から造り上げたのは川路利良という男です。この人の中央集権の権化的なやり方、そして秘密主義は、僕、決して好みませんが、流石は明治の男でして、当時の警察手帳には、その職に就く心得として、こう記されているんですね。「警察は人民のサーバント也」、であります。servant、即ち召使、でありまして、あのねえ、警察サンも、創設者の言葉をもう1度噛み締める必要があるんじゃないですか。尤も、上の方の高級官僚、所謂キャリア組になりますと、現場にはちっとも出ず、数年間地方の署長を務めたら、東京に戻りまして、桜田門で昇進、ですもんね。何処がservantなんでしょう、寧ろmaster、僕らが召使であり、人民のご主人様、といった感覚じゃないですか!?

そして、か弱い女性は、自らの身を挺しても守るもの、それが日本男児、侍の末裔としての当然の義務でしょう。同じ男として決して許せないですし、こういう事を書いて良いのか悩みますが、極刑を望みます。そして、僕、これも納得行かないんですが、日本の法制度として、「終身刑」と謳いながら、模範囚だったら10年ぐらいで出所しちゃうんですよね。僕、アメリカという国とアングロサクソンは大嫌いですけれど、勿論彼らにも長所はありまして、それは法に対して非常に厳粛、という事です。例えば、凶悪犯に対し、終身刑、という曖昧な形では無く、罪を加算して行くやり方ですよね。従って、懲役241年、という様な刑も生じる訳ですが、法は万人に平等でなくてはなりませんから、これ、非常に平等で明快、日本人も真似すれば良いのに。どうも、アメリカと日本は、上司と部下の関係に似ていまして、ほら、上役の悪い所だけ真似するんですよね。もう1つ、これはアメリカだけで無く、ドイツ・フランス・イングランドといった欧州先進国もこぞって採用しているのですが、この手の性犯罪者やストーカーに対し、GPS装置の装着を義務付けているんですね。女性のファッションのアンクレットと言いますか、それに似ていまして、端末がブレスレットになっていまして、それを足首に巻くんですね。これが切れたりすると、即座に通報が行く、という代物でして、これ、日本でも採用すれば良いのになあ。そして、アメリカでは、性犯罪者は、顔写真と個人情報を公開されますもんね。おまけに、釈放されても、その男の住居には、「性犯罪者ですよ!」という訳で、玄関にステッカーを張られちゃうんです。それぐらいやられても当然、僕、そう思いますし、この手の卑劣な犯罪者には、江戸時代の様に、顔に「犬」と、入れ墨しちゃえば良いのに。

閑話休題、当時は未だストーカー、という言葉が無かった気がしますが、かって、「ずっとあなたが好きだった」というドラマがありました。佐野史郎さん扮する、「冬彦さん」が一世を風靡したんですが、あの演技は強烈でしたねえ。極度のマザコン、それに耐えきれず奥さんが家出したら、揺れる木馬に乗って唇を尖がらせて、「んんんんん~!!」とか言ってましたもん、いやあ凄かったです。という訳で、以前の書いた事のある企画の第二弾ですけれど、僕が気になる日本の脇役俳優さん達をご紹介致しましょう!

岸辺一徳さんと北村一輝さんの大活躍については以前に触れましたので、話を戻して佐野さんなんですが、彼は開業医の息子さんでして、そこは僕と同じですから、そこはかとなく親近感があるんです。恐らく、ドクターになれ、というプレッシャーはかなり強かったと思われますが、弟さんが医院を継ぎ一安心、ご本人はすぐさま上京、絵を描きながら劇団を創立、役者としてスタートを切ります。僕、彼の存在を知ったのは、北野武監督のデビュー作、「その男凶暴につき」でして、先に挙げた様な、キャリア官僚の警察署長役だったんですが、学歴を鼻にかけた嫌味な男を熱演していまして、いや、感服したものです。天皇陛下の侍従、反政府組織の黒幕、検事にドクターに公家さんに将軍、ご本人はギタリストでもありますから、ロック・ミュージシャンの役もこなしまして、tvプロデューサーに犯罪者、この役柄の広さにも敬服の至りですよね。

そして、佐藤慶さんであります!独特の渋く低い声、大体オール・バックの髪型、そして上目使いの三白眼、一度見たら忘れられない悪人顔でして、僕、彼が出ると、「何時裏切って誰を殺すのかなあ!?」とワクワクしたものです。佐野さんと同様、高級キャリア官僚から極道まで演じ、まあ、彼が好人物な役は見た事はありませんけれど、邪魔者は大体において撲殺か絞殺、すぐ山に埋めてましたもんね。まあ、ご先祖様は、薩長政権に刃向った会津藩士であり、血縁者に、日本史上最大のクーデター、226事件の関係者が居るんですから、その反体制ぶりが滲み出ていました。そうそう、大分に、かって或るお店がありまして、そこのオーナーさんが、佐藤慶に激似でして、僕、そこに買い物に行った際、「慶だ!!」と心の中で絶叫しましたもんね。血縁者じゃないか、或いは生き別れの弟か、というぐらい似てまして、僕、そのショップに映画好きの友人達を連れて行ったんですが、全員、「慶だ!!」と大爆笑してました。その後、そのお店の店長と親しくなり、「あの~、オーナーさんって、どういう方なんですか?」と恐る恐る聞いた所、店員にもお客さんにも非常に優しく、愛妻家との由でした…。エッ、邪魔者は裏山辺りに埋めないの!?、いやいや、たかし君、役柄と人柄を混同しちゃいけません。そりゃ余りに失礼でして、その節は大変失礼致しましたm(__)m。

トリは、これまた悪人顔、成田三樹夫さんしかおりません!この方も、まあ惚れ惚れする様なお顔でして、眼光は常に鋭く、声は重低音、コミカルな役から、勿論悪役まで何でもござれ、今はこんな存在感のある役者さんは中々いませんねえ。面白く感じるのは、父君が全国各地の刑務所長を歴任、成田さんは小さい頃から、恐らく犯罪者ばっかり見てたんじゃないか、と邪推するんですが、ご本人は頭脳明晰、東大にストレートで入る程だったんですが、役者さんになって大正解でありましょう。因みに歌手の井上陽水さんも生家は歯医者さん、ご本人は歯学部を受験したそうですが、あれだけの美声ですもん、歌手を選んで当然ですよね。さて、成田さんのデビュー作が、「殺られる前に殺れ」ですから、その後の役者人生は推して知るべし、でありましょう。

今日は完全に僕の趣味の話になってしまい、恐縮です…。僕、明日からは長崎・熊本方面に出張でありまして、寒波が襲来していますが、風邪を引かない様に頑張って参ります。皆様も体調には充分お気を付けて、楽しい週末をお過ごし下さい。明日は4時起きで行って来ま~す。
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