☆PLANET OF THE APES★

おはようございます!週明けの大分は快晴、皆様いかがお過ごしですか?僕、季節の変わり目のせいか、週末は体調が良くなく風邪気味、ずっと横になってました。元々気管支は強い方ではないので、気を付けなくてはいけませんね~。終日、ひねもすのたりのたりかなと横臥し、徒然なるままにぼんやりとしていましたら、想念って面白いですよね、ブログで書きたい事が沢山思い浮かんで来たんです。

僕、色々な方々、様々な業界の方と話をする機会が多いのですが、親しくなるにつれ印象を聞いてみますと、どうも奇人変人というか、突拍子も無い言動でかなりの変わり者と取られている事が多く、唖然呆然愕然とする事ばかりです。本人としてはこれ程常識的な社会人はいない、素晴らしい人格者で優しい仏様、まるでゴータマ・シッダールタの様だ、なんて自画自賛しているのですが、セルフ・イメージと客観的な捉え方の極めて大きな差異に驚かされる事ばかりです…。なんでなのかなあ、と稚拙ながらも自己分析をしてみました。

僕、良く言えば自我がしっかり確立してるんですが、言葉を変えれば只の頑固者、と取られがちの様なんですね。また、天性の自由人とも言われますし、のびのびすくすくと育ち、海外に多く行き、そして住み、様々な価値観や考え方に触れ、万巻の書を紐解いた事が大きい様に思います。オーストラリアでは平気で裸足で歩いている人を多く見かけました(まあ、足の裏は汚れますが自分が良ければそれで良いですよね)し、インドでは果てしなく繰り返される負の連鎖を見る事が出来ました。と言いますのは、手足の無い子供が数多くおり、皆物乞いをしているのですが、それは簡単な金儲けとして、生後間もない段階で、親が切っちゃうんですね。その事情を知らない日本人観光客が可哀相に思い、お金をあげてしまいます。その小銭で家族が食べてゆく訳ですから、子供が大人になり、結婚し子が生まれると又切断する、というスパイラルに陥る訳です。間接的なのかもしれませんが、物事を深く観察せず金をばらまく日本人にも少なからず責任がある様に思いますね。

僕、純粋な日本人で日本を心から愛しています。でも、日本国以外の価値観、感性、知識、考え方を知ってしまったが故に、周囲から浮いている気がしているんです。平成を生きる現代日本人は、歴史や宗教、近代史、人種問題と言った世界の殆どで起きている諸問題に余りに無知、無関心過ぎるのではないでしょうか。では、幾つかの映画をテクストとしてみましょう。

まず、現在公開中の「猿の惑星 ジェネシス」ですが、これは過去の大ヒットシリーズを装いも新たに撮影したものです。余り知られていない様なので敢えて書きますが、かっての「猿の惑星」、劇中の主役であります進化した猿は日本人のメタファー(暗喩)なんです。原作者でありますフランス人作家、ピエール・ブールはエンジニアでして、東南アジアのインドシナ(旧フランス領植民地、べトナム・ラオス・カンボジアです)半島で現地人を強制労働させこき使っていた訳です。ところが第二次世界大戦が勃発、東南アジアにいたフランス軍、シンガポールや香港にいたイギリス軍、フィリピンにいたアメリカ軍、インドネシアにいたオランダ軍は、陸海空軍全て日本軍に完敗、それら植民地をみな手放す事となり、ピエール氏は日本軍の捕虜となり、今度は自分達が黄色人種から強制労働をさせられたんですね。今までの支配者が被支配者に転落する経験を、将来の地球は猿(日本人)に乗っ取られるのでは、という風に未来に置き換えた所、大戦に敗れた日本の驚異的な経済復興に恐れをなしていた欧米各国で、大ヒットした訳です。同じ作者の作品である大ヒット作「戦場にかける橋」でも同様の図式が見られます。人種差別的な観点が無かったとはとても思えませんし、知らぬは日本人ばかりなり、でして、馬鹿にされて悔しい様な、そして日本人の無知が哀しい様な…。

誰でも知っている超人気SFであります「スター・ウォーズ」シリーズですが、これ、初期のものは完全に黒澤明監督のパクリです。有名なロボットである、C-3PO、R2D2、の凸凹コンビは黒澤監督の名作「隠し砦の三悪人」のコンセプトをそのまま無断借用したもの、撮影のアングルまで全く同じなんですから恐れ入りました。大体、黒澤映画の常連中の常連俳優、世界の三船敏郎にも再三再四出演オファーを出していたんですから酷すぎます。平成になってから再開した新シリーズも、舞台を宇宙に変えてローマ帝国史をそのままなぞっただけのもの、悪い帝国が滅び良心的な民主制を敷く共和国が勝つという、まるでアメリカ万歳アメリカ様々、といった醜悪なものでして、それに快哉を叫びながらイラクの空爆をしてるんですもん、なんという偽善、なんという極悪人でしょうか(苦笑)。

暫く前ですが、話題となった「マグノリア」、トム・クルーズが出演し、オムニバスの様な人間群像劇なんですね。劇中のラスト(未見の方はご免なさい!)において、天から無数の蛙が降り注ぐ、というシークエンスがあります。公開後、ファンや映画評論家の間では論議を呼んだそうなんですが、これ、旧約聖書にある有名な記述なんですよね…。出エジプト記、預言者モーゼが虐げられたユダヤの民を連れ、逃亡する際のエピソードとして記されている訳でして、未見の方の為にこれ以上は触れませんが、かなり分かり易い引用でしたから、ああ欧米の人では誰でも知っている事なのに、日本人も、世界との共通認識をもう少し持たないと映画も観られないなあ、と痛感しました。

これは映画ではありませんが、ブルース・スプリングスティーンの大ヒット・ナンバー「ボーン・イン・ザ・USA」、これは罪の無いベトナム人を殺したのが俺達アメリカ人だ、という歌詞があり、痛烈な現代アメリカ社会批判を訴えているナンバーなのですが、皮肉な事に乗りやすい名曲なんですね。日本公演の際に、同じ黄色人種の僕達が拳を突き上げノリノリの姿を見て、ブルースはかなりの衝撃を受けたと言います。そのせいかどうかは分かりませんが、暫くの間、活動休止してしまうんですよ…。

これ以外にも、多くの映画や文芸作品において、隠れたテーマやシビアな問題を扱っている作品は数限り無くあります。僕、思ったんですが、宗教や差別、人種、国境問題って、まだ恐らく数百年単位で続くと思うんですね。これ、学校で最低限の基礎知識ぐらいは時間を割いて教えるべきと思いますが、読者の皆さん如何でしょうか?少なくとも映画の見方は劇的に変わる事は間違い無いでしょう。

では今週も本ブログを宜しくお願い致します!
スポンサーサイト
プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR