FIRST SCRUM

 おはようございます。今日の大分は何だかすっきりしない空模様ですね。皆さんは週末いかがお過ごしでしたか?僕は土曜日に少々お酒が過ぎまして、何だかぼんやりと過ごした日曜日でした。そうそう、すっかり忘れていたのですが、ラグビー日本選手権決勝戦が on air していまして、ああそうか、ラグビーシーズンもこれでもう終わりだなあ、と思い、テレビ観戦した次第です。

選手権4連覇を狙う三洋電機と、豪州人監督を擁したサントリーの戦いは、決勝だけあって、中々の好ゲームでした。流石に日本最高峰の戦いだけありまして、タックルも迫力があり、ターンオーバー(守備側が攻撃側のボールを奪い、逆襲に転じる事)も再三再四あり、スクラムもラインアウトも互角。そして、これが引退試合となる元世界チャンピオンの豪州代表スクラムハーフ、ジョージ・グレーガンの球捌きとプレースタイルは、鮮やかで軽やかでそしてリズミカルで、速く美しく柔らかく感じました。機能美、繊細さ、蝶の様に舞い蜂の様に刺す、という言葉が浮かびましたね。優れた選手、秀でた企業人、立派な医療人とは、其々の分野に関係無く、皆さん佇まいが実に美しいものです。結果は37-20、サントリーの優勝が決まりました。サントリーの勝因は、タイトで重厚なディフェンス力、ゲームプランが三洋より優っていた事でしょう。

ラグビーと言えば、大事な事をお伝えしなくてはなりません。2019年、日本において、ラグビーワールドカップが開催されます!8年後とはいえ、あまりにも知られていないので、ここで勝手に告知しました。僕は、フットボール系のスポーツでは、ラグビーが最も面白いと確信しています。ボールを前にパスしてはいけない、という大原則さえ守れば、後は手を使おうが足を使おうがタックルしようがパスしようが相手にぶつかろうが自由、という競技は他にありません。そして、最も美しく感じるのは、アフターマッチファンクション、と呼ばれる試合後のセレモニーです。肉体の激しいぶつかり合い、怪我も日常茶飯事の過激なスポーツですが、試合後はシャワーを浴び、梳り身だしなみを整えお揃いのブレザーで正装し、敵も味方も無く、麦酒を飲み交わしながらお互いの健闘を讃えあうのです。試合後は no side 、敵も味方も無く友人である、というラガーマンのスポーツマンシップは、中世騎士道日本武士道にも似て、誠に美しい紳士の集団と言えましょう。

或る有名ラガーマンがこう言いました。「ラグビーとは肉体的接触を伴うチェスである」と。

2019年、どこかのスタジアムで、このブログを読まれた方と共に観戦出来たら、こんなに嬉しい事はありません。
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