大分下郡病院 BLOG
当院は、大分市にある384床の精神科病院です。このブログでは、病院内の出来事やスタッフのお仕事日記、またアフター5に関することなどをざっくばらんにお伝えしていきます!


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一枚の 紅葉かつ散る 静けさよ
読者の皆様、こんにちわ!今日は朝から忙しなく、拙ブログの更新が随分と遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。さて皆様、昨日の祝日は如何お過ごしでしたか!?僕、久方振りに親友のMさんのお宅にお邪魔しまして、お昼から一献傾けて良い心持、政治経済歴史、音楽映画スポーツ将棋と談論風発意気軒昂、すっかり意気投合しまして、とっても楽しいお酒でした。Mさん、何時もありがとうございます。今後も宜しくお願いしますm(__)m。

カラスカァと啼いて夜が明けて、未だ日の出前の朝まだき、愛犬と共に公園をとぼとぼと散歩していますと、虫のすだく音がすっかりと変わった事に気付きます。一雨毎に今年の秋は驚くばかり早くふけて行く。こおろぎは昼間から家の中でも鳴音を立てるようになった。此れ、永井荷風先生の小説、「問わずがたり」の冒頭ですけれど、いや、仰る通り其の通りでありまして、鈴虫に松虫にコオロギと、リーリーコロコロリーンリーン、盛んに鳴いてますもんね。こほろぎや 或る夜冷たき 男の手、泣きし過去 鈴虫飼いて 泣かぬ今、闇あれば そこにこほろぎ ほろほろと、鈴木真砂女の秀句ですけれど、僕、男性は大変だなァと痛感しますのが、此の草むらのチェロ弾き達、殆どが雄なんですよね。雄の虫が雌の気を惹くべく、羽をすり合わせて一所懸命、必死のラブ・コールと謂う訳です。でもね、今の日本男児は7割が彼女が居ない由、うう~ん、此の国は大丈夫でしょうか…。

そういった卑近な話だけで無く、政治に目を向ければ、顔を背けたくなる様な酷い有り様です。福島の原発の汚染水を遮断すべく造られた凍土壁、今回の大型台風で溶けてしまった由です。汚染水がどっと溢れ出て海に流出する始末、此れでも尚、アンダーコントロール出来ていると強弁を張るんでしょうねえ。豊洲も地下の空洞から土壌汚染から、とんでもない事になっていますし、あれ、どうみても元知事の石原の暴走であり、不埒な悪行三昧だったと思うんですが、マスコミは妙に腰が引けていまして、追求しませんよね。盛んに言われている盛り土にしても、此の土が、旧日本陸軍が毒ガスを造っていた処の物だそうで、もういい加減に勘弁して下さいよ~。将に此れ、無理が通れば道理が引っ込むでありましょう。アベはアベで、無闇矢鱈と外遊三昧、気付いたらアフリカからキューバまで行ってやがって、日本国内は先の原発から年金から問題山積じゃありませんか。腰を落ち着けて国内の難題に取り組むべきでしょう。いい加減にしろ!そしてね、日本を売り渡す様な政策のTPPを推進、其れもね、コイツ本当の大馬鹿者と思いました。先日わざわざアメリカまで行ってヒラリーに会い、「TPPをやりましょう!」と言った処、ヒラリーの答えは、「雇用を破壊する協定だ」と思い切り断られてるんですよ。高い外遊費用を投じて、ガキの使いでありまして、おまけに対立候補のトランプもTPP反対論者じゃありませんか。どうせ我が国はアメリカの奴隷なんですから、ご主人様の言う事を聴いたらどう、アベちゃん!?そしてね、僕、本当に吃驚しましたのが、TVニュースで見た、アベの発言でした。「日本は高齢化し、人口は減っています。しかしこれは、重荷では無くボーナスです。毎年100万人づつ減っているが、全く心配していません。日本の開放性を推進し、外国人が世界最速で永住権を取得出来る国にします。乞うご期待です!」ですって…。最早、彼の頭の中身を疑わざるを得ませんね。僕、移民を否定する様な偏狭な人間ではありません。只ね、欧米の例を見ても、様々な人種が混在するって、非常にシリアスな問題を抱える事が多いじゃありませんか。実際、アメリカもドイツもイギリスも酷いもんです。特にイギリスなぞ、移民問題がネックとなり、天下の大英帝国が雲散霧消寸前、落語の演目の、「死神」と同じ様な瀕死の状況まで追い込まれたじゃありませんか。僕、日本を愛し永住する意思があり、人格識見を兼ね備えた方が日本人になりたいと希望すれば、喜ばしい事ですし、勿論ウェルカムです。でもね、国籍を与えるのであれば、法に法った手順が必要であり、どういう人物かしっかりと見極めるべきでしょ。僕、世界最速で永住権を与えるなどという愚論奇論珍論には、断固反対です!そしてね、そんな簡単に永住権を与えたら、世界中から怪しい有象無象が集結、此の素晴らしい日本という国は、溶けて無くなってしまいますよ、トホホ…。僕、此の政権は倒すべき、そう確信しますが、読者諸賢の皆様方は如何思われますか?

そしてね、此の悪党どもと闘うべき野党も、もう如何しようもありません。蓮舫党首に野田幹事長って、僕、此のセンスの無さには呆れ返りました。大体ね、野田って、原発は再稼働させ、TPPを推進し、消費税も上げた張本人でしょ。おまけに、小沢さん達を追い出し、滅茶苦茶な解散をした挙句、選挙では230議席から57議席と、137議席を失う記録的大敗を喫した男ですよ。しかもね、コイツの狙いは、自民・公明・民進の大連立と言われていまして、もう殆どイカレています。そんな大連立、大義名分も無ければ、野党としての存在意義がありませんよ。まァ、アベと同レベルの阿呆でしょうから、さぞ気が合うんでしょうし、さもありなん、という感が致します。

僕、蟷螂の斧ですけれど、拙ブログで色々な提言をして来ました。でもねえ、一朝一夕に劇的に此の国が好転する筈も無く、こうなったら自衛するしか道は無い気がしています。実際、此の国の欠点として、人権を守る意識が非常に薄い処があるんですよ。昭和20年6月、日本が敗戦間際まで追い詰められた其の時、2つの法案が議会に提出されました。国民義勇兵法案と戦時緊急措置法案です。此れ、恐るべき法案でして、男性は15歳から60歳まで、女性は17歳から40歳まで、全員を徴兵するという物なんです。おまけに、私有財産は全て没収、国に帰属する形となりまして、もう此れ、狂気の沙汰と言えましょう。幸い、日本の敗戦により、此の法案が日の目を見なかったのは、不幸中の幸いでした。

白洲次郎という人物が居まして、政界の大立者として終戦後活躍した人なんですが、僕、どうも彼は胡散臭く、もしかするとアメリカのスパイだったんじゃないか、そう睨んでいます。実際、兵隊に召集されても裏で手を廻し徴兵を逃れていますし、昭和天皇も、白洲さんを余り買っておらず、警戒していたそうですもんね。彼は国際ブローカーの裏の顔もあり、僕、決して好きではありません。只ね、ははァと思い、見習うべきと感じる事が1つだけありました。白洲さん、昭和15年と言いますから、太平洋戦争が勃発する1年前に、多摩の田舎に疎開しちゃうんですね。開戦したら日本は大敗し、東京は火の海になると予想、晴耕雨読の日を送った訳です。先見の明があった訳で、此処だけは白洲さんは偉かったと思います。

先人の顰に倣い、僕、此処をリタイアしたら、かっては外国に暮らそうかとも考えていました。でもね、僕、れっきとした日本人ですし、此の国を愛しています。由緒ある家系とまでは申しませんが、平安期から続く古い家な訳で、馬鹿な政治家の所為で、何で日本から逃げないといけないんだ、そう考え方が変わったんですよ~。何れ奴らも馬脚を現すでしょうし、風車 風が吹くまで 昼寝哉、此処はゆっくり自滅を待つべきでしょう。此れから人口が激減し、土地の価格は大きく下落するのは必定、ならば山間部の僻地の土地を買うなり借りるなりして、晴耕雨読自給自足ですよ!葡萄畑でワイナリーをし、余った葉っぱはエスカルゴの餌として養殖、煙草畑で自家製の煙草を味わいます。勿論無農薬とし、田圃にはドジョウや鴨を放し蛋白源も確保します。鶏に卵を産ませ、羊を飼って食肉にし羊毛も取りましょう。清流の傍に住めばクレソンが自生しているでしょうし、川海老や鮎や鰻も取れるかも。此れなら、国に変な干渉を受ける事も無いだろうし、真の自由を満喫出来そうですよね!?

とまァ、白日夢じゃありませんが、国が頼りにならないなら、自立し自活するしかない、そう感じました。よおし、今度の週末、其の候補地を探しに行こうかな、なんちゃって!?ともあれ皆様、素敵な週末をお過ごし下さいね~(^.^)/~~~
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人狼 ZIN-ROH
思い立ったら吉日、善は急げでありまして、僕昨日、取る物もとりあえず、いそいそと映画館に行って来ました。アメリカン・コミックの雄、「スーパーマン」「バットマン」で広く知られるDC社が、満を持して公開した、「スーサイド・スクワット」であります。2億$近い製作費に加え、豪華な俳優陣、監督さんは「フューリー」「エンド・オブ・ウオッチ」がスマッシュ・ヒットした新鋭、デヴィッド・エアーでしたから、僕、否が応でも期待は募るばかりでして、本作を観る機会を、虎視眈々と窺っていたんです。其れにね、中々刺激的なTVCMもじゃんじゃんやっていましたから、ご存じの皆様も多いかと存じます。簡単な粗筋だけご説明しますと、強大な力を持つ、古代の邪悪な魔女と其の弟が現代に降臨、大暴れするんですね。其れを防ぐべく結成されましたのが、スーサイド・スクワット、直訳すれば自殺部隊、であります。要は、余りに強い強敵ですから、終身刑を喰らう様な極悪人にチームを組ませ、戦わせると。上手く行けば儲けものですし、失敗して死んだとしても悪人なんで構わん、という訳です。出て来るキャラクターも、スタイル抜群のセクシーな金髪美人が、ピチピチのホット・パンツとTシャツに身を包み、バットを振り回しやりたい放題であります。剣術の達人で緑の黒髪の大和撫子、炎を操る男に百発百中のスナイパー、投げ縄使いにブーメランの達人、爬虫類の特性を持つ怪人に瞬間移動出来る超人と続々登場しまして、先のヴィラネス、古代の魔女と相対する、というお話であります。些か荒唐無稽ではありますけれど、現在のCG技術は凄まじいですからね、僕、結構楽しみにしていたんです。

うう~ん、ところがね、開けて吃驚パンドラの箱と申しますか、此れ、ちっとも面白く無く、正直に書きますが、世紀の大失敗、愚作でありましょう…。いえね、所々ですが、目を見張る様なシークエンスもありました。劇中歌も、ラップのエミネムから、古いR&Bのエタ・ジェイムスから、有名な処ではストーンズにクイーン、通好みのCCR、ブラック・サバスかAC/DCのハード・ロックあり、中々素敵な選曲でした。先のホット・パンツのお姉さん、ハーレイ・クインを演じたマーゴッド・ロビー嬢も、キュートでセクシーで目を惹きました。悪役のカーラ・デルヴィーニュ嬢も、ミステリアスでエキゾチック、魅力的でしたもんね。剣術の達人を演じた福原かれんさんも、此れがデビュー作とは思えない存在感でした。男性陣も、ウィル・スミスが珍しくカッコ良かったですし、皆さん夫々主役を張れる演技力でした。此れだけ長所があるのに何故駄作か、皆さん不思議に思われるかもしれません。

其れがね、演出と脚本が全く駄目だったんですよ…。2億$も掛けて、良い役者さんを揃えてふんだんにCGを使って、本当に勿体無い…。大体ね、此のお話、大嘘じゃありませんか。ならば、ディティールに細かく拘る事、或いは現実の社会問題とリンクするとリアリティが出るのに、其処を全く怠っているものですから、あ~、こりゃホントに大嘘だな~と、お客さんは置いてけぼりなんですね。そしてね、副音声映画と申しますか、大事な事を、役者さんから口で説明されるもんですから、益々白けちゃう。ホラ、ダメな刑事ドラマでありますよね。電話を取ったら、「何?殺し?四谷三丁目だな?男二人組が逃走中か!よし、山さんとデカ長を行かせる!」ってねえ、口で言わず、映像で説明しなさいっての!でね、大事な処は、しっかり尺を取る、即ち時間を割いて、しっかり丁寧に描かないといけません。本作ならば、敵の悪役が何故ニューヨークを襲うのか、何処から来た魔女なのか、きちんと知りたいじゃありませんか。でも、其の説明は僅か1分程度でして、もうね、こっちは訳が分かりませ~ん。結局、魔女の目的は良く分からないまま、ところでお前誰やねん、何がしたいねん、という感じで終わってしまいました。此れ、主役であるスーサイド・スクワットの面々にしても同様でして、皆さん夫々が、精々1~2分の紹介シーンでしたから、感情移入のしようがありません。見せ場であるバトル・シーンも、夜の戦いという設定は兎も角、照度が合っていないのか、兎に角暗過ぎて、誰が誰やら分かりませんもんね。又ね、敵の身体の色が黒い設定でして、余計見づらいんです。もう、1800円と2時間を返せ~!

閑話休題、でもね、本作の設定である、悪人部隊と言いますか、前科者やはぐれ者、よそ者や問題児を集めた軍隊って、実は昔から世界中であるんですよ。フランスやスペインには外人部隊があります。イギリスは、ハイランダーと呼ばれる、スコットランド出身者だけの部隊があるんですね。グルカ兵、此れは皆様聞き慣れないと思いますが、イギリスがインドと戦争した際に採用した、ネパールの山岳民族の部隊です。高地に住み、急な傾斜にも慣れていますから、グルカ兵は山岳戦になれば世界有数の強さと言います。そして有名なアメリカのバッファロー・ソルジャー。此れは、黒人やインディアン、アジア系等、アメリカに住む有色民族を集めた部隊です。日系人だけを集めた部隊もありました。ソ連やドイツでは、スーサイド・スクワット同様、犯罪者部隊を本当に造り、相当な戦果を挙げたと言います。特にドイツは、人狼部隊と称しまして、年端の行かぬ少年達をゲリラ兵として養成、敵も子供なら安心するだろうと、テロ行為を奨励してたってんですから、鬼畜の所業と言えましょう。でもね、僕、どんな国の人も、嫌な面があると痛感します。要するにどの国も、犯罪者を有色人種を、激戦区に送り込み戦わせ、自らの楯とした訳です。彼の悪名高いダッハウ、ユダヤ人強制収容所ですけれど、激戦の末、此処を解放したのは、アメリカ国籍の日本人、日系部隊なんですよ。

さて、日本陸軍も、教化隊という名称の、同様の部隊がありました。脱走兵、反抗的な軍人、思想犯などを集め、部隊を造り、最前線に送っていたんです。世の東西を問わず、考える事は何処も同じなんですねえ。事実は小説より奇なり、此の部隊に送られる寸前だった、或る有名人が居るんです。其の名は三船敏郎、謂わずと知れた、日本映画界が産んだ、最大のスターであります。さて、三船さん、中々の名家の生まれなんですが、父君が青雲の志止みがたかったのでしょう、生まれ故郷の秋田を棄て、中国は大連で貿易商を営みます。其処で三船さんが生まれたんですね。さて、貿易商の傍ら、父君は好きだった写真館をも開きまして、三船少年は幼い頃から、カメラと共に育ちます。当時は兵役がありますから、三船少年は陸軍に入隊したんですが、元来がやんちゃであり、裕福な家の生まれであり、おまけに野性味溢れる二枚目ですから、上官から憎まれ、顔の形が変わる程の、連日連夜の暴力を受け続けたとか。理不尽な行いに納得出来ず反抗し続けた三船さん、「あんな言う事を聞かない奴は、犯罪者部隊に送れ」という寸前だった様です。ところが、実家の生業だった写真撮影の技術が、三船さんを救いました。偵察機に乗り、敵地の陣地の航空写真を撮る任務を任されるんですね。九死に一生を得た訳ですが、もし三船さんがカメラが好きでは無かったら、スーサイド・スクワット送りは必至の状況でした。となると、「七人の侍」から「用心棒」から「「赤ひげ」から、世界の映画史に燦然と輝く名作群は、生まれていなかった訳です。将に、人間万事塞翁が馬でありましょう。

駄作の映画から、世界のミフネへと話が飛んで恐縮です。明日はまたまた祝日ですし、僕、久方振りに親友のMさんと一献傾ける予定なんですが、其の前に、昨日の口直しとして、ビートルズの新作映画、「エイト・デイズ・ア・ウィーク ザ・トゥアリング・イヤーズ」に行こうかなあ!?其れでは皆様、素敵な祝日をお過ごし下さいね!

城の崎にて
夜来風雨声 花落知多少、此処大分は、昨夜遅くから凄まじい強風と豪雨でした。漸く落ち着きつつあり、九州はお昼前には台風も抜けそうですけれど、此れから四国・近畿・東海・北陸・関東と、将に日本縦断の勢いでありまして、どうか皆様、天気予報には充分注意されて、お気を付け下さいね。今朝は僕、6時には出社したんですよ。Tシャツと短パンにクロックスの軽装で出勤したのですけれど、もうねえ、膝の辺りまでずぶ濡れとなりまして、閉口しました。オフィスに着いてから着替えた次第でして、大分市内でも此の有り様、県南の津久見や臼杵、別府や佐伯では避難勧告も出ていた由、宮崎では1カ月分の雨が半日で降ったそうで、皆様、くれぐれも河川や湖沼や海辺には行かないで下さいね。

大いなる ものが過ぎゆく 野分かな、雨や風の音で、僕、昨夜はどうも寝不足でしたけれど、今朝、拙ブログを確認していましたら、総拍手数が、何と47万を超えておりまして、感謝感激雨あられ、何時も何時もご引き立ての程、本当にありがとうございますm(__)m。皆様に直接お会いして、お礼の気持ちを伝えたいぐらいなんですが、ネットという性格上、其れも中々難しいですもんね。でもいつか、読者の皆様をお呼びして、オフ会でも開催しようかしら!?何はともあれもう1度、本当にありがとうございます。我儘で恣意的、思うさまに書いている拙ブログです。稚拙で未熟ですけれど、少しでも皆様のお役に立てれば光栄ですし、時には笑って頂ければ、本当に嬉しく思います。今後とも、拙ブログ並びに当院をご贔屓の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

閑話休題、今から9年後、即ち東京五輪の5年後である2025年は、医療や介護関係者にとって非常に重要な年なんですね。2025年には、団塊の世代の諸先輩方が、全て75歳以上になられるんですが、医療も介護も供給出来なくなる、そう言われて久しいんです。要するに、引き受けるベッドが無いという事なんですよ…。厚労省は、「2030年には、47万人が死ぬ場所を見つけるのが大変になる」、と無責任極まりない事を言っています。医療機関は、医療費の締め付けにより収入が減り、おまけに人材確保に悩み、実は閉院したり、秘かに売却している処も多いんですよね…。実際、1985年のバブル期には、全国には1万80病院あったそうです。其れが2016年の今、8453病院まで激減しています。という事は、31年間で1627施設、つまり毎年、約52病院づつ減り続けている計算なんですね。そして、今年1月から8月までの間に、介護事業者の倒産が激増していまして、此の8か月で、62の施設が無くなりました。過去最悪のペースでして、これも病院と同様、収入は国から減らされ、人材が集まらないという悪循環が故でありましょう。アベノミクスを礼賛する大マスコミや学者の面々、こうした現実には頬かむりをし、知らんぷりなんですから、とんでもない極悪人であります。僕、五輪も結構ですが、福祉や教育や原発の廃炉に其の資金を使うべきと思えてなりません。其れをやった上で、未だ資金にたっぷり余裕があるのなら、オリンピックも結構ですけれど、赤字国債が1000兆を超す程家計が火の車なのに、むやみやたらにスポーツにうつつを抜かす、大馬鹿者は居ないでしょうにねえ…。

窮余の一策と申しますか、僕、破れかぶれの様にも思えるんですが、其の窮状を見かねて、国も漸く重い腰を上げ、外国人看護師の受け入れを開始しました。でもね、其の制度が始まって8年、インドや東南アジアから、今まで4000人近くの留学生が来日したんですが、先ずは日本語を習得する処から始めねばなりません。其の上、辛抱と努力を重ねて看護師の資格を取っても低賃金重労働、人間関係に疲れ、日本の慣習にも馴染めず、帰国する人も多いそうです。結局、日本に残ったのは、400人前後の由でした。となると、夢を抱いて来日しても、実際日本に残って仕事をするのは1割程度であります。年間50人しか居ない訳でして、ううん、こりゃ焼け石に水ですよ…。実は此れ、医療や介護だけでは無いんです。外国人技能実習生制度、というシステムが、1993年に出来ました。日本で働きながら技術を習得するというスタイルでして、我が国にも留学生にも、 win-win と当初は思われていました。でもね、悪貨は良貨を駆逐すると申しますか、将に貧すれば鈍す、留学生を安い労働力として、とことん利用する事しか考えていない人が多かったんですね。僕、今の日本人の品性下劣さには目を背けたくなるんですが、2015年、此の制度を悪用し違法行為を行った事業所は、何と3695もある由なんです。其れもね、賃金未払いに過労死、無免許者にフォークリフトを運転させ死亡事故、ブローカーや怪しい留学斡旋業者に悪質な日本語学校の暗躍等々、酷い状況だとか。違反事業所が3695だなんて、こりゃもう、最初から法を守る気なぞさらさら無く、留学という美名の下、奴隷労働者扱いじゃありませんか。本当に腹が立ちますし、弱きを助け強きを挫くのが日本の侍だった筈、貴様、恥を知れ!と怒鳴りつけたい処です。

僕、人を人とも思わない様な、卑怯で卑劣でイリーガルなやり方、大嫌いでありまして、此の悪徳業者、有象無象どもに手袋を投げつけて決闘を申し込みたいですよ、全く。此れだけグローバル化が盛んに言われているのに、時代錯誤で中世の様な人権感覚でして、どうしようもありません。将に島国根性と申しますか、辟易しますけれど、捨てる神あれば拾う神あり、立派な日本人だって居るんです。

秋葉原の電気街を抜けまして、万世橋を渡って程近い処に、神田まつや、という庶民的でざっかけない、お蕎麦の名店があります。僕、随分前に1度お邪魔した事があり、鰊の棒煮とお新香で一杯やりまして、花巻蕎麦で〆たんですが、大変結構でした。さて、其の名店に昨日、ハリウッドのトップ・スター、トム・ハンクスさんが来られた由、ご自身のSMSに、其の様子をアップしていました。フォロワーが1200万人以上だそうで、其の写真、一杯聞こし召した赤ら顔で上機嫌な日本人のオジサン達の中に、トム・ハンクスが楽しそうに居まして、彼のフランクで明るい素顔を感じられ、とっても素敵でした。此れ、立派な日米友好の、民間交流ですよねえ。トム・ハンクスさん、同じトムでもクルーズの様な女たらしとは違い、良い奴なんだと改めて感心しました。

此れをもっともっとスケール・アップした試みが、城崎で今、行われています。城崎と謂えば、兵庫の奥座敷、日本海に面した鄙びた温泉街でして、僕、かって亡母と清遊した事があります。お魚も温泉も素晴らしく、志賀直哉に有島武郎、与謝野晶子に泉鏡花と、文人墨客にこよなく愛された街であります。只、失礼ながら、僕がかって行った頃は、素敵な処ではありますけれど、取り立てて魅力がある訳では無く、漠然とですが、寂れて行くんだろうなァと思っていたんです。僕、謝らねばいけません。と申しますのも此の城崎、人口は4000人程度ですが、年年歳歳外国人観光客が増え、去年はとうとう3万人を突破したとか。城崎がある豊岡市の人口は8万がやっとなのに、其処に諸外国から3万人が訪れるだなんて、凄いと思いませんか!?人を惹きつける其の理由には、官民が一体となった取り組みがありました。先ず、アドバンテージとして、温泉と美味しい食事はありますもんね。お米や野菜も、全て無農薬にしたそうです。そして、殆ど使われていなかった大会議場を大改装、低予算で城崎国際アートセンターとして甦らせたんですね。おまけに、此処を訪れる劇団員、映画俳優、画家等のアーティストは、此の地に3カ月、無料で滞在出来るとか。何とまァ、カンヌ国際映画祭グランプリ女優、映画「追跡者」で有名な、イレーヌ・ジャコブさんも城崎をすこぶる気に入り、フランス全土の映画関係者や演劇人に紹介、其のお蔭で、今年だけで13か国40団体から申し込みがあったとか。そしてね、ロボットが外国人を案内し、カナダの大学のサマー・スクールを誘致、プロ野球の野茂選手のNOMOベースボールクラブも、此処を本拠地としました。勿論、無料で滞在するアーティストやアスリートは、演劇や地域活動できちんと還元する訳でして、僕、感心しましたよ。此れこそ真の国際交流だって。

留学生を騙して悪行三昧の悪魔も居れば、城崎の様に創意工夫で活性化する処もある。僕、此の国はどうか城崎の様になって欲しいと切に願いますし、日本人は元々優秀なんです。民間の優れた人達に任せれば、万事上手く行きますよ。政治家・官僚・マスコミは足を引っ張るだけ、大体彼らには生産性皆無、上から目線で偉そうに批評するだけですもんね。手前らのお小遣いは恵んでやるから、兎に角黙って見てて下さいね~、お願いしますm(__)m。

箱根の坂
読者の皆様、おはようございますm(_)m。三連休の最終日の今朝、此処大分は台風接近中でありまして、生憎のお天気ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか!?折角のお彼岸ですし、僕、墓参に行くべきか否か、空を睨みながら、とつおいつ悩みに悩んでいます。どうもね、大分は暴風圏内に入りそうですし、台風一過、晴天の下の墓参の方が、ご先祖様も喜ぶんですかねえ!?

さてさて、昨日一昨日と僕、ボクシング世界戦を堪能しました。WBCバンタム級は山中選手が、WBOスーパーウェルター級はアルバレス選手が、見事過ぎるKO勝利を収めました。予想の範囲内とは言え、共に難敵を下しまして、両者の更なるビッグ・マッチが期待出来そうです。山中選手は伝家の宝刀の左ストレート、アルバレス選手は弧を描く左のボディ・ブローが炸裂、将にリアル・ディール、ファンを喜ばせ、お金が取れる、真のプロ・ボクサーの仕事でありました。技術的には、山中選手はディフェンスが、アルバレス選手は連打が出ない点に、画竜点睛を欠きますけれど、豪快なKOを続けて欲しいものです。でね、僕、見ていて感心したのは、敗者の側だったんですね。山中選手の相手のモレノ選手は、技巧派のサウスポーでした。アルバレス選手の相手のリアム・スミス選手は、根性のあるファイターです。共に好選手でしたし、待てば海路の日和あり、グローブを壁に吊るす事無く、頑張って欲しいものです。そして、此れ、ボクシングの魅力の1つなんですが、国籍や経歴や戦歴なぞ全く関係無く、同じウェートで戦う訳で、限りなくフェアに近いですもんね。もう1つの楽しみは、選手達のバック・ボーンです。僕達日本人が思っているより、海外のボクサーは国や人種を背負って闘っていますから、より感情移入する訳ですね。モレノ選手はパナマの、スミス選手はアイリッシュの、アルバレス選手はメキシコの威信を賭けて戦っており、道理で国歌斉唱の時点から大歓声となる訳です。其れだけ皆、ご自身のルーツを大事にしている、という事でありましょう。面白い事に、国毎のボクサーのタイプもあるんですよ。ドイツは理詰めで常に距離を保ち堅実なボクシング、ちっとも面白くありません。中南米系は柔らかいボクシングで天才肌。メキシカンは勇敢な打ち合いでガードが堅く、ボディ・ブローが上手。韓国はラッシュ。タイはキックボクシング出身が多く、タフ。

閑話休題、お彼岸という事もあり、柄にも無く僕、連休中は来し方行く末を考え、ご先祖様に思いを馳せておりました。母方は蜷木--になぎと読みます--姓であり、代々宇佐神宮の神官を務め、越前守だったかな、官位を貰った古い家柄です。父方は大藤、おおふじと読むんですが、相模国を手始めに、関東一円に割拠した北条氏の家来でありました。どうやら山賊紛いのゲリラ戦を展開していた由、ホラ、上杉謙信の有名な逸話に、「敵に塩を送る」という諺がありますよね。決着は正々堂々、戦場で雌雄を決そう、塩を送らないなど兵糧攻めはしない、という男らしい格言であります。ところが其の塩を送る道中で待ち伏せ、其れを襲い、盗み出していたのが、我がご先祖様の大藤氏なんですよ、トホホ…。僕、文献で其れを読みまして、顔から火が出て参りました…。北条氏滅亡の後、ちゃっかり徳川側に付いた様でして、神奈川周辺に田原という小城を貰った時期もあった由、我がご先祖様も、其れなりに有能だったのかもしれませんね。僕の個人史になってしまい、大変恐縮なんですが、其の大藤氏、元を辿れば、紀伊国、現在の和歌山県の生臭坊主だった由、どうやら当時貴重だった鉄砲を北条氏にもたらした功績があり、其れで先の田原城を貰えたのかな?さて、其の田原城、神奈川県の厚木の先、秦野市にありまして、山賊らしく、山の中の小都市なんですね。僕、其の地名を知り、ハハアと思った事があります。

秦野市の秦、此れは渡来系の秦氏の人達が住んでいた事を意味します。大藤氏も和歌山から来た外様でしょ。北条氏の本拠地である小田原からは少々距離があり、大藤氏は、其の外様達をまとめる役割をさせられていた可能性大と言えましょう。こういう街の作り方、京都でも同様ですもんね。さて、其の秦野市から電車で20分程度の山中に、足柄峠があります。此の足柄峠に割拠し、北条家の家臣だったのが、彼の有名な忍者である、風魔小太郎であります。あくまで僕の想像ですけれど、秦氏はチベット或いは韓国をルーツに持ち、新田開発や土木、養蚕や治水に長けていたとか。大藤氏は先に触れた様に、鉄砲を持ち込み山賊働きをしたと。そして風魔一族なんですが、恐らく国境沿いに居て、敵の侵入を見張っていたんでしょうが、此れが興味深いんです。当時の文献に依れば、風魔小太郎の風体は、「身の丈七尺二寸--此れ、2㍍を優に超えます!--あり、筋骨逞しく、目広く大きく黒髭、頭大きく鼻高し。馬術に長け云々」とあるんですよ。僕、初めて此れを読んだ時、直ぐ思いましたのが、皆様も同様でしょうが、風魔一族は日本人じゃないな、という事でした。

ジャイアント馬場並の身長を持ち、筋骨隆々で鼻が高く、黒髪で目が大きい。此れ、どう見てもアジア系ではありません。僕、此の推測には自信がありますが、風魔一族、恐らくはペルシャ系のアーリア人、現在のイランの人達だった気がします。ならば、馬術に長けているのも納得なんですよ。誰もが1枚はお持ちであろう、ポロシャツ、此れはポロというスポーツの際に着ていた事から其の名が付きました。ポロというスポーツ、日本では余り馴染みがありませんが、馬の上に乗り、ボールを取り合うホッケーの様な物ですよね。実は此のポロ、紀元前のペルシャで生まれたスポーツなんです。ねッ、辻褄が合うでしょ。

実は中世の頃の中国は、シルクロードの存在で分かります様に、多くの人種が交易で行き来する、貿易大国でした。実際、商人達は、欧州や中近東から、酷暑の砂漠や険しい山脈を超えて行き来する訳です。飲食物の不足、得体の知れない病、追い剥ぎ等々、命に関わるトラブルも頻発した事でしょう。帰路を厭い、其のまま北京なり長安なり、住み着いてしまったペルシャ人も少なくなかった筈です。7世紀といいますから、日本の平安期には、広東省にペルシャ人の大居住区があったそうですもんね。実際、正倉院に来た遣唐使の中には、ペルシャ人が居た由、其れが奈良期の続日本紀に記録されているんです。当時の中国は離合集散に合従連衡の連続、果てしない内戦が続いていた訳でして、其れを嫌い、本国は遥か彼方ですから、其処で海を渡った新天地、日本を目指した人達も間違い無く居た筈で、其れが風魔一族だったのかもしれません。

僕、当時の戦国大名の懐の深さ、器の大きさに感心します。秦・大藤・風魔の諸氏が仕えた北条氏は、凡そ100年の間、関東一円を支配した大大名でありました。チベットや和歌山やペルシャにルーツを持とうと、有能で裏切らなければ、きちんと評価して信頼する訳でしょ。当時の北条氏の領地では、税金はMAXで40㌫まで、飢饉や天災の非常時には、減税や炊き出しもありました。かって大地震があった、京阪神や福島や熊本で、果たしてそんな援助をしてくれたでしょうか!?しかも、大藤氏の様に山賊も家来とし、彼らが市中を取り締まる訳ですから、治安も極めて良好だった由、何だか平成の日本よりも余程住み易い気がします。時の為政者は、大いに歴史に学ぶべし!声を大にして言いたい処ですよね~。

さて、今日は僕の個人史のお話となり、大変恐縮でありました。では皆様、天気予報にはどうぞお気を付けて、三連休最終日を引き続きお楽しみ下さいませ。明日又お会いしましょう( ´ ▽ ` )ノ

有朋自遠方来、不亦楽乎
読者の皆様、おはようございます!さて、拙ブログなんですが、アクセスする際、昨日からどうも具合が悪く、文章が表示出来なかったり、拍手を押すと妙な画面が出たり、皆様にさぞご迷惑をお掛けしているかと存じます。早速調べた処、どうやら元締めのFC2ブログに問題がある由、復旧までもう暫くの間、お待ち下さいませm(__)m。何れにせよ、大変申し訳ございませんでしたm(__)m。

朋有り遠方より来たる亦楽しからずや、急遽昨日、年来の知己が都内から熊本経由で来分、限られた時間ですが、歓談する事が出来ました。Tさんとの男同士のお付き合いも、もう四半世紀を超え、何せ遠方ですから中々会えませんけれど、僕の数少ない理解者の一人と思っています。僕が最も辛く、非常に苦しんでいた頃も良く知ってますからねえ。何はともあれ、お互い元気で良かった良かった。Tさん、是非又近いうちに会いましょうね~♡

さてさて、談論風発でとっても楽しい時間だったのですが、平成の今、都内から大分まで、バスから飛行機からモノレールと、全て入れて3時間半ぐらいあれば着きますもんね。此れ、昔々ならば、徒歩でありまして、凡そ2か月ぐらいは優に掛かったでしょう。「超高速!参勤交代」という中々のコメディ映画の続編が近々封切ですけれど、船に馬に駕籠を使い、難路あり天災あり流行り病あり、道中命を落とす事もあったとか。往時は、旅そのものが冒険だったんじゃないかなァ。でもね、人間のバイタリティ、好奇心、冒険心って素晴らしいものがありまして、かって沖縄には、琉球王国がありましたよね。古来より、貿易の大根拠地と申しますか、日本中国韓国東南アジアと交易があり、大いに栄えていました。其の流通ルート、何と欧州はオーストリア、ドイツのお隣にも及んでいまして、彼の地の大立者、ハプスブルグ家の財産目録の中に、「琉球漆器」と記載があるそうです。大体、1580年頃と言いますから、織田信長公が、ビロードのマントと鳥の羽の付いた帽子を身に着け、京の都を悠々と闊歩していた時代でしょ。今から500年近く前に、沖縄~マニラ~マラッカ海峡~インド洋、そして遠く喜望峰を超え、ジブラルタル海峡を抜け、スペインのバルセロナ辺りに入港し、そして陸路オーストリアまで商品が届いた訳でしょう。何だか気が遠くなる長い道のりであります。

先のTさんは確か、西南学院大の英文科卒でして、彼の国は海に囲まれている所為か、海洋冒険小説が非常に多いんですよね。一般的には、ジェイン・オースティンやアガサ・クリティ、コナン・ドイルやローリング、オスカー・ワイルドにスティーブンソンになるのかなァ。でも、世界的ベストセラーの「ジャッカルの日」のフォーサイスや、007のフレミングにしても、此れ、狙撃手やスパイを扱っていますけれど、冒険小説でもありますもんね。僕、ハイ・ティーンの頃、親友だったS君に薦められて読んだホーンブロワー・シリーズ、将に巻を擱く能わず、夢中になって読みました。今日は何だか、個人的な経験に終始して恐縮なんですが、僕の亡父がまた、其の手の本が大好きだったんですよ。お蔭で、世界の冒険ノンフィクション・シリーズだったかな、幼い頃に買って貰い、これまた深更を過ぎ朝まだきの頃になっても、日々読み耽ったものです。

僕、長じてからも其の傾向はちっとも変わりません。未知の地や遺跡、深海や宇宙に心惹かれるのは、其の所為なのかなァ。埼玉県の奥秩父、人跡未踏の険しい山中に、日本最大級の洞窟があるんですって。現在調査中の由、どうやら全長3000㍍を超すのではとの事で、開けて吃驚玉手箱、何が出て来る事やら、楽しみですよね。シンクロニシティと申しますか、僕の大好きな、ナショナル・ジオグラフィック誌で、ベトナムのソンドン洞窟の特集をやってたんですよ。此れ、世界最大級でして、ビル50階建てがすっぽり入る深さで全長9㌔、洞窟中の光景も、地球のものとは思えません。僕、動画を堪能したんですが、もうねえ、幻想と神秘の世界でして、陳腐な表現ですが、SF映画でした。見ていると遠近感がおかしくなる感があり、洞窟の奥深くには滝や河が流れ、巨大な岩壁とジャングルがあり、自然に出来た階段までもがありました。ケーブパールと呼ばれる、洞窟の水滴に含まれる炭酸カルシウムから成る真珠状の物が出来、大量の水晶があり、珍奇な植物が大量に繁茂し、僕、何だか宗教的な畏敬の念すら覚えました。もしご興味を覚えた方がいらっしゃったら、とうとう此の洞窟の探検ツアーが出来たそうで、3000$の由ですから、えーとえーと、30万かァ。尤も、洞窟の最深部に行くまで、250㍍をロープで降りる必要があり、参加者は少ないかもしれませんね!?

でもね、僕、大変お恥ずかしい話なんですが、冒険譚や探検話が大好きなのですけれど、実際自分がやるのは真っ平御免なんですよ…。スポーツ等、身体を動かすのは苦にならないんですが、実は、虫や鳥が大層苦手でして、ゴキブリやクモが居たら、大声を上げて逃げまどうタイプなんです。冒険のお話は、寒い日に炬燵に入り、熱燗を一杯やりながら、安全な処で読むのが一番でありましょう。という訳で、本日は、僕のお勧めの冒険本を一挙大公開と行きましょう!

先ずは陸から行きますか。「マチュピチュ探検記 天空都市の謎を解く」、此れ、比較的最近の本ですけれど、100年前に其の遺跡を発掘した博士のお話なんですね。ペルーで探検隊を結成、艱難辛苦の末、アンデス山脈の密林の山頂に辿り着き、とうとうマチュピチュの遺跡を発見するんです。大興奮の物語でして、其れも其の筈、主人公はビンガムさんという考古学博士なんですが、彼は元軍人でもあり優秀なパイロットであり、中々の二枚目でもありました。此処まで書くとピーンと来ませんか?そう、大ヒット映画、インディ・ジョーンズ・シリーズのモデルになったのが此の博士だったんです。お次は、「脱出記」かな。此れも数年前に文庫で出たんですが、主人公はドイツの若き将校でして、ロシアとの戦争の最中、武運拙く捕虜となります。ところが、30年以上拘留されるという事が明らかになり、主人公は仲間達と脱走を決断、何と酷寒のシベリアからモンゴルのゴビ砂漠を抜けヒマラヤ山脈を走破、インドまで逃げ込むというお話です。海に目を向けますと、古典になりますが、「コン・ティキ号探検記」「大西洋漂流76日間」「凍える海」になるのかな。何れも、酷寒や漂流や冒険の最中、過酷過ぎる状況に身を置きながら、創意工夫と努力と叡智で、危機を逃れるお話でして、感動必至ですよ~。其の他、「死のクレバス」、此れは登山もの。「サハラに死す」「恐るべき空白」「アタカマ高地探検記」、此れは砂漠もの。「さまよえる湖」「アマゾン河」、此れは探検記。

本邦ならば、植村直己さんの一連の作品は外せません。小説になりますけれど、吉村昭さんの「漂流」、綱淵謙譲さんの「極」も傑作でしょう。でもね僕、折角ですから、余り知られていない作品をご紹介します。「われレイテに死せず」なんですね。本作は、9万人近い戦力を投入し、生還者は4000人という地獄の戦場を生き抜いた兵士のお話であります。激戦区レイテ島で日本軍は壊滅、兵士達はジャングルを抜け、原住民や米兵と戦いながら、小舟を造り離れ小島に逃げ、野豚を狩り漁をし、野菜を植え塩を造り、家や衣服もどうにか調達し、自給自足のサバイバル生活を送るという、感涙必至の内容です。

これらの一連の作品群、窮地に陥っても決して諦めない人間の意思、そして真の叡智を感じる事が出来て、僕、大好きなんですよ。よし、今度書庫を整理して、当院に寄付しようっと!

さて僕、実は明朝早くから、小倉に日帰り出張でして、拙ブログの更新は連休中の間になると思います。其れでは皆様、一足先になりますが、台風の進路には充分お気を付けて、素敵な週末をお過ごし下さい♡