大分下郡病院 BLOG
当院は、大分市にある384床の精神科病院です。このブログでは、病院内の出来事やスタッフのお仕事日記、またアフター5に関することなどをざっくばらんにお伝えしていきます!
DATE: 2017/01/18(水)   CATEGORY: 未分類
♪ SUNDAY BLOODY SUNDAY ♪
読者の皆様、おはようございます!連日書いている気がしますけれど、毎日寒いですねえ。今日は僕、早朝出勤しまして、6時にはオフィスに着いたのですけれど、室温は7℃、身一つの 身動きならず そぞろ寒、参りますよねえ…。足元から忍び寄る様な寒さには閉口頻りなんですが、皆さん、其れをどう防いでいるのかなァ!?昔懐かしラクダやパッチ、今ならばヒート・テックでしょうか。でも僕、其れを穿くのはどうも抵抗がありまして、ううん仕方が無い、こうなったら自腹で、小さな電気ストーブでも買おうかなァ…。ダイソンの空気清浄器付きファンヒーター、スタイリッシュで大層カッコ良いんですが、結構値が張りますもんね。とりあえずは、頂き物の使い捨てカイロで我慢しようっと。

閑話休題、来る者は拒まずと申しますけれど、日本政府は、今年3月から、「日本版高度外国人材グリーンカード」なる試みを始めるとか。此れ、最短1年で日本の永住権を与えるという仕組みなんですが、へええと思いましたのは、全てポイント制なんですって。つまり、「博士号取得者」=30点、「34歳以下」=10点、「年収3000万以上」=30点、「日本企業に投資をした」=5点、「偏差値上位の大卒」=10点、等々とポイントを加算、合計点が80点を超えれば、1年在住すれば誰でも日本人になれるそうです。うう~ん、読者の皆様、どう思われますか?僕、正直、卑しい感じがして、此の仕組み、好きになれません。全てを数値化するという事に先ず引っ掛かりますし、如何にもペーパー・テストに長けた官僚が考えそうなやり方でしょ!?そしてね、此のシステムですと、其の人の可能性や人間性については、一切加味しない訳ですよね。僕、「日本に骨を埋める覚悟がある」「日本への愛国心がある」、判断するのは難しいんですが、其処が一番大事と思いますがねえ。流石は官僚、選考方法に、人間味がまるで感じられません。何だか、富国強兵と申しますか、「日本に役立つ、高学歴高収入の奴だけは国に入れてやる」という、傲慢かつ高飛車な感があり、何だか嫌だなあ…。僕、日本人になりたいという熱意のある人は、基本的にウェルカムと思います。でもね、高学歴高収入と、高潔な人格は比例しない事って多々あります。♪ぼろは着てても 心の錦 どんな花より きれいだぜ♪、と水前寺清子も唄ってたじゃありませんか。人を判断する際、学歴や収入だけで選考する様な愚行を、国ぐるみでやっては、日本の恥ですよ~。昔の侍ならば、人を選ぶ際、こんなやり方は決してしなかったでしょう。まだ間に合います。政府高官の皆さん、もっと人情に満ちたやり方は無いのか、是非再考されては如何でしょうか。

さて、海外に目を向けますと、去る者は追わずと謂いますか、イギリスのメイ首相がEU離脱を正式に表明しました。まァ、其れは昨年、既に決まっていた事ですから驚きはしませんでした。でね、外電で小さく出ていましたのが、北アイルランドのニュースなんですね。此処は、イングランドと北アイルランドの間で、宗教を軸とした長い紛争があり、流血沙汰は数知れず、多くの死者が出て、そして漸く、自治が認められました。しかし、此処に来て、カソリックとプロテスタントの協調が崩れ、両者の連立が壊れそうなんですって。となりますと、北アイルランドはイギリスの直轄となる由でして、僕の予想では、こりゃあ又、70年代の再現となり、陰惨な内戦になりますよ…。

僕、拙ブログでは再三再四綴っていますけれど、カエサルのものはカエサルへ、だと思うんです。イギリスという国がある、グレート・ブリテン島は、元々は、ケルト系の民である、スコットランド・ウェールズ・アイルランドの人達が、長い長い間、平和に暮らしていました。其の島に、ドイツを追い出された、アングロサクソンという民族が侵入、ケルトの民を虐殺、占領、宗教も言葉も奪い、そして、イギリスという国が出来た訳です。此の数千年もの間、アングロサクソンはずうっと搾取し続けた訳で、もういい加減、元の持ち主に返すべきですよ。イングランドという形で残るだけでも、ありがたく思うべきです。此れ、歴史は繰り返すと謂いますか、イギリスでやっていけなくなった連中が新大陸アメリカに進出、平和に暮らしていたインディアンを虐殺、占領、宗教も言葉も奪った訳でして、僕、アングロサクソンの人達の凶悪凶暴なメンタリティ、とても理解出来ませんし、唾棄すべき存在と思っています。其れはさておき、僕、アイルランドを筆頭に、ケルトの人達に極めて同情的なんです。日本ならば江戸時代、13代将軍家定公の頃ですが、遠くアイルランドの地では、凄まじい飢饉が起きていました。主食だったじゃが芋が疫病で枯れてしまい、其の状況は数年続いたんですね。僅かに実ったじゃが芋も、イングランド人に殆ど持って行かれる始末でして、アイルランド人の100万人が餓死、200万人が船に乗ってアメリカに逃げたと謂われています。現在のアイルランドの人口は600万人でして、当時の大飢饉の影響が如何に大きかったか、お分かりになるかと思います。惨過ぎますのは、そんな状況にありながら、食糧を取り上げ、そして船に乗る人からは、高額の税金や運賃を毟り取ったそうでして、僕がアングロサクソン、イングランド人を嫌う所以です。其の金を払えず、船を間近に見ながら、死んでいったアイルランド人も多いそうでした…。合掌、礼拝…。困った時は相身互い、袖振り合うも多生の縁じゃないですか。ホント、鬼畜の所業でありましょう。

其の所為なのかなァ、アイルランド絡みの有名人って、何処と無く悲劇性を帯び、哀愁漂うと申しますか、そういう方が圧倒的に多いんですよね。悲劇の死だったジョン・レノン。作家のフィッツジェラルド。ケネディ大統領と其の一族。吟遊詩人であり、特徴的なハスキー・ヴォイスの歌手、トム・ウェイツ。クリント・イーストウッド。珍しい処では、南米の革命家のチェ・ゲバラもアイルランドの血が入っています。人気絶頂の時に亡くなった、ロック歌手のカート・コバーン。作家では、日本名は小泉八雲、「怪談」で有名なラフカディオ・ハーン。「ドラキュラ」を描いた、ブラム・ストーカー。奇才という言葉が似合う、強烈な画風の画家、フランシス・ベーコン。

そしてね、僕、彼の地の映画が大好きなんですが、どの作品も、決してスイートな感じでは無く寧ろビター、最近、カカオ成分が多い、決して甘くないチョコレートがありますけれど、そんな味わいであります。「ザ・コミットメンツ」「ボクサー」「クライングゲーム」「プルートで朝食を」「麦の穂を揺らす手」「ウェイクアップ、ネッド」「マイケル・コリンズ」、大人の観賞に耐えうる、何れ劣らぬ佳作揃いでありましょう。

でね、全世界を席巻する人気の、マーベル社の映画に、X-MENシリーズがあります。特殊能力を持つ、突然変異を起こしたミュータント達のお話なんですが、其の主役の1人に、マグニートーという人物が居ます。あらゆる金属を自由自在に扱える、という凄い力を持っている設定なんですね。マグニートーは、凄まじい迫害と差別に延々と合い、我慢の限界を超えた時、其の能力が開花
した、というシークエンスがありました。演ずるのは、マイケル・ファスベンダーという、大変優れた役者さんなんですが、またね、マグニートーになり切っていると謂いますか、迫力があって、妙にリアルなんですね。確かに演技は上手な方ですけれど、荒唐無稽な役なのに、どうして説得力があるのか、僕、とても不思議だったんです。そうしましたらね、彼のインタビューを読みましたら、母方のご先祖様が、アイルランド独立運動のリーダーだったんですって。成程成程、合点が行きました。道理で、差別には負けないぞ、という演技の迫力と説得力が増したんですねえ、血は争えません。ですから皆様、「X-MEN ファースト・ジェネレーション」という映画だけでもご覧下さい。マイケルさんの素晴らしい演技が楽しめますよ~!

しかし、欧州の混乱は続きそうですけれど、何れは正しい方向に収斂されて行くと、僕、信じています。ですから、スコットランド・アイルランド・ウェールズの独立には、僕、極めて微力ですが、何か力になれる事があれば何でもしますよ!
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DATE: 2017/01/17(火)   CATEGORY: 未分類
×× the great dictator ××
しかし此の冷え込み、何とかならないもんでしょうか!?いくたびも 座り直して 寒さかな、足元からゾクゾクと来る感じでして、昨日は時雨まで降って来ましたもんね。まァ、今は大寒、最も寒い時期でして、もう暫くすれば立春ですもんね。♪梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳なよなよ風次第♪、後少しの辛抱でありましょう。実は此の「梅は咲いたか」、端唄と謂いまして、江戸期に大流行した庶民の流行歌なんですね。花柳界を舞台に、艶っぽい物が多く、此の曲の2番の歌詞なんて、浅蜊取れたか 蛤まだかいな 鮑くよくよ片思い、と続きまして、最後の3番は、柳橋から小舟を急がせ 船はゆらゆら波次第 船から上がって土手八丁 吉原へとご案内、で〆となります。江戸情緒と申しますか、♪春のうららの隅田川♪の様に、暖かくならないかなァ…。

閑話休題、其の江戸期の為政者って、今の政治家達よりは良心的だったと思うのですけれど、豊洲の件は酷かったですよねえ。過去8回の調査では決して出なかった有害物質、ベンゼンやらシアンやヒ素等々が、基準の79倍も検出されたとか。あのねえ、ヒ素って、毒物の代表格じゃありませんか。此れ、あくまで私見ですけれど、豊洲への移転、止めておいた方が良いと思うなァ。余りに危険過ぎますし、不思議なのは、今までの検査では検出されなかったのに、今回いきなり出ましたでしょ。此れ、都側が不正をし隠蔽していたとしか思えません。石原・猪瀬・舛添と続く、自民党系知事の圧力もあったんじゃないかしら…。でもね、僕、此の豊洲移転の問題、拙ブログでは随分前から触れて来ましたけれど、かなりの無理筋ですよ。だって、豊洲って、元々は埋立地で地盤が脆弱な事に加え、東京ガスの工場がずっとあった訳ですから、そりゃあ有毒物質も出ますって。築地の方が段違いにアクセスが良く、同じ埋立地ですけれど、豊洲よりは地盤が強いんですって。もうねえ、自民党の利権絡みでの市場移転計画だったとしか思えないんですが、よくもまァ今まで、「豊洲は安全」と、いけしゃあしゃあと嘘を付きますよねえ…。

此れも酷いなァと、目を覆いたくなるんですが、皆様、日本テレビ系の人気長寿番組、「鉄腕DASH」ってご存じでしょうか!?アイドルグループのTOKIOの面々が、DASH村と銘打ち、東北の田舎を舞台に、農作業から家造りから、何でも手造りで行う、という番組でした。今では、場所を移し、DASH島になっていまして、僕、年末年始に偶々番組を見ましたら、何百㍍も手造りの水路を引いていまして、アイドルと謂うより、最早肉体労働者と化していまして、大笑いしました。其れはさておき、先のDASH村、何と福島第1原発の直ぐ近く、浪江町という処にあったんですね。此の町、原発から20㌔程度の位置でして、確か、「帰還困難区域」だった筈です。ところが、公明党の高木経済産業副大臣が、「DASH村を復興のシンボルとし、復興記念館や体験農園を造る事を検討したい」と発表しました。テメエ馬鹿野郎この野郎、寝言言うのもいい加減にしな!!あのねえ、浪江町って確か未だ、放射性物質が沢山検出されていまして、復興記念館を造る前に、全国の原発を廃炉とし、福島のメルトダウンを処理すべきでしょ。高木副大臣、完全なる手順前後であり、物事の軽重が分からない大馬鹿者と思います。だったら、政府与党や東電や官僚、そして出鱈目な情報を垂れ流すマスコミの連中は皆、福島に住み、「アンダーコントロールされている」現地の物を飲んで食べて下さい!国民を舐めるな!大体ねえ、DASH村の農業指導にあたっていたお爺さん、急性白血病でお亡くなりになった訳で、心からご冥福をお祈りしますけれど、此れ、先ず間違い無く、福島原発の放射能に被爆したからじゃないのかなあ…。本当に可哀相に…。

もう1つ、来年の2018年って、明治維新から150年の節目だそうです。其れに因み、アベの野郎、「明治時代の国造りをテーマにした映画製作について、国として大規模な支援をする」んですって。こういうのを、プロパガンダ、国策映画と謂うんですが、まるでナチス・ドイツのやり方と瓜二つじゃありませんか。ドイツには、レニー・リーフェンシュタールという女性映画監督が居まして、彼女がナチスの宣伝映画を一手に引き受けていたんですね。今尚、映画界の大汚点と謂われています。

まァ、映画という芸術の世界に、「明治時代の国造りをテーマにすれば、金を沢山出すよ」だなんて、野暮は野暮でも野暮の骨頂、99㌫、傑作は生まれない、僕、此処に断言します。すべからくアートとは、既存の価値観にNOと謂うものであり、大体において反体制なんですよ。絵画、小説、音楽、映画、漫画等々、会社勤めなぞ出来る筈も無い人達がやっている仕事でして、純粋な感性の持ち主の集団なんです。そういう人達に、「明治の日本は素晴らしい」といった内容の物を造らせるなんて、札びらで顔を引っ叩く感じでして、闇成金の発想ですよ。僕、とても好きになれません。「明治って素敵!」「日本万歳!」「総理最高!」、こんな映画、誰が面白いんですか!?寧ろ、優れた映画って、他人様とは違った角度から物事を見たり、善人が実は悪人だったり、権力者をからかったり、奇想天外に見えて現実社会とリンクしていたりするものじゃありませんか。最近の邦画で大ヒットした物って僕、「シン・ゴジラ」と「相棒」、ちょっと古いけれど「もののけ姫」ぐらいしか観ていません。でも、3作品とも、かなり辛辣にシニカルにそしてシリアスに、政権や政治批判をしていたと思ったんですけどねえ…。もし、お旦やタニマチやパトロンを気取りたいなら、黙ってお金だけ出して、内容については、優れたクリエイターに任せるのが、粋ってもんですぜ。世界一のパトロンだった、中世イタリアのメディチ家を見て下さいよ。ダビンチにミケランジェロ、アッローリにボッテイチエリ、多士済々じゃありませんか。ところで、政府の明治維新の映画、僕に撮らせてくれないかなあ。時の権力者を礼賛した振りをして、実は彼らを思い切りカリカチュアライズし、真実を曝け出してやりますよ!しかしね、国民の皆さん、僕達の税金を映画製作に使われ、しかも其れは駄作の可能性が極めて大きいのに、腹が立たないのかしら…。年金に原発廃炉に赤字国債、少子高齢化に経済格差に食糧自給率のアップ等々、使い道なんて、山の様にあるんだけどなァ。

要するに現政権の面々には、映画を解する芸術的センスなぞ皆無、そして芸術を愛する心も無い、という事でありましょう。でね、映画を文化として自認している国って、アメリカとフランスだと思うんです。アメリカのハリウッドは完全なる自由主義、お客さんを喜ばせるエンターテイメントに徹しています。此れがフランスですと、シネマテーク・フランセーズという機関がありまして、此処では古いフィルムを修復、ありとあらゆる映画資料を揃え、其の数何と5万本と謂われています。そして、芸術映画製作の予算や供給や宣伝等、50か国と提携し協力し、毎年700億円の予算を割いています。どうせやるなら、此れぐらいのスケールでやってご覧よ。でね、其の気はさらさら無いと思ったのが、議員年金を復活させようとしてるんですってね。先ずは地方議員を皮切りに、国会議員にまで波及させようと画策している由、あのねえ、議員年金って確か、無駄な経費として、2003年か2006年に廃止された筈でしょ。其れを復活だなんて、厚生年金も国民年金も破綻寸前、国家財政すら危ういのに、何を考えてんだか…。

僕、国の施策も、先の映画製作と同じで、米国式の完全自由競争か、欧州型のきちんとしたセーフティ・ネットを持つ保護的な物しか無い様に思うんです。北欧なぞはかなりの重税ですけれど、教育や医療は福祉は無料でしょ。でね、どのスタイルの政治システムも、一長一短でして、どれを選ぶかは国民が決めるべきです。只、アメリカ式の弱肉強食の新自由主義は、既にもう、皆がNOと言っているのが国際的な流れですよね。アベちゃん、映画製作なぞ、ど素人が口を挟むべきではありません。此の国の来し方行く末を考え、骨太な政策を打ち出して下さいよ!
DATE: 2017/01/16(月)   CATEGORY: 未分類
苺畑の午前5時
雪女 ときに吹雪を 起しけり、其れにしても週末は寒かったですよねえ。僕、寒さの所為か、妙に肩が凝る気がしますが、其れにもめげず、色々と動いていたんですが、皆様は如何お過ごしでしたか!?此処大分は、昨日の朝まだきの頃なぞ、ちらちらと粉雪が舞っていまして、しんしんと冷え込む感があり、♪みず雪 かた雪 春待つ氷雪♪、何だか演歌の風情でありました。ところで僕、池波正太郎先生は其処まで好まないんですが、「仕掛人 藤枝梅安」シリーズは大の贔屓にしているんですね。TVの「必殺」シリーズの元案になったのが、此の作品なのですけれど、素晴らしいのが、悪党をやっつけた後に必ず、食事のシーンが描かれるんですよ。こういう寒い日の朝ですと、主人公の梅安が食べますものは、炊き立ての飯に糠漬け、熱々の根深汁に白魚の卵とじであります。出汁汁を沸かし、其処に白魚を入れ一煮立ち、そして溶き卵と三つ葉を入れて出来上がり、此れを飯に掛けて食べるなんて、うう~ん、最高!でね、先の根深汁ですけれど、白葱のお味噌汁なんですが、其処に胡麻油を一たらししますと、随分と濃厚になりまして、厳しい冬を乗り切るには最適の様に思います。隠し味に、鶏の皮を少し入れても良いそうですよ。うん、こんな事を書いていたら、朝ご飯は済ませたんですが、何だかお腹が減って来ました…。

しかしねえ、石頭で世間知らず、幼稚で微視的、懐疑的で自己中な人達には、ホント、閉口します。どうして分かんないのかねえ、この野暮天の唐変木の田吾作め!♪新しいものを邪魔しないで欲しい 助けてくれなくて構わない 時代は変わりつつあるんだ♪と、ノーベル文学賞のボブ・ディランも唄っているじゃありませんか。エッ、そんな嫌な奴は誰の事かって!?そりゃ勿論、我らが首相ですよ。フィリピンに行き、得意満面で1兆円の経済協力を行う、と言ってましたが、そんなのは、自分の金でやって下さいよ…。原発の廃炉、東北や熊本等の被災地の復興、赤字国債に年金に経済格差、6人に1人と言われて久しい貧困児童、使うべきお金は多い筈です。フィリピンの支援なぞ、我が国が良くなってからで良い、僕、そう思います。自分ちの家計が火の車なのに、お隣の家に大金をプレゼントするなんて、おかしくない!?僕、そんな家には住みたくないなァ。とっとと家出しますよねえ。

でね、ははあと思いましたのがオランダです。此の国、領土が極めて狭く、一応原発が1基だけあるんですが、老朽化しており、此れを改装して使う可能性は殆ど無いとか。おまけに海抜が低く、干拓地ばかりで地盤が弱いですから、原発や火力に頼れないのは自明の理--温暖化により海面が上昇すると、オランダの国土の大半が水没します。ですから、温暖化の要因となる火力発電はなるべくしたくないんですね。--であります。よって、彼の有名なオランダの大風車--風車の動力で、陸上に寄せて来た海水を排水するんですね--が生まれる訳ですけれど、当然昔から、発電にも使っています。其の研究も日進月歩なんでしょう、とうとう、同国の国鉄でありJRと謂える、オランダ鉄道の全線全てが、風力発電で運航する事となりました。毎日60万人を輸送、貨物を含めて5500本の列車が全て風力発電で走るなんて、壮観でしょうねえ。オランダで出来て、どうして日本で出来ないんでしょうか!?ホント、アベもマスコミも東電も、何時まで昭和の発想なんだと、僕、呆れ果てるばかりです。ホント、こんな馬鹿どもとは僕、一緒の空間に居るだけで嫌になりそう…。

やっぱりねえ、単一の価値観に囚われたり、前例遵守の考え方では、クリエイティブな発想なんて出来ませんよ。其れなら、小学生の方がマシでして、皆様、今朝の朝日新聞、ご覧になりました!?茨城在住の小学4年生、田村君は、大規模な浸水にあった同地の昆虫の生息域に着目、何度も現地調査を行い文献を読み込んだんですって。複数の女王アリの巣を発見、水害にも耐える構造という事も推測し、結論は、「昆虫の生命力は人間の想像を遥かに超えて強い」由、筑波大学の教授が驚嘆する程のクオリティだったとか。僕、田村君の様な麒麟児が、此の国を救うと思うなァ。でね、こういう子供って、発想が自由なんだと思うんです。

閑話休題、僕、曝書するのが好きでして、此の土日も、本を日向ぼっこさせ風にあてていたのですけれど、やっぱりねえ、メジャーな出版社、例えば新潮や文春、角川に集英社に講談社ばっかり読んでいては駄目ですねえ。マイナーな出版社の中にも、瞠目すべき面白い物って沢山あるんですね。メジャーを知りマイナーを知る、此れこそが大事という訳で、今日はマイナー出版社のご紹介と参りましょう。

先ず、僕のこよなく愛する落語関連の書籍を中心に出しているのが、うなぎ書房さんでして、美味しそうな名前でしょ!?其の名の通り、のらりくらりと申しますか、あんまり多くの本は出さないんです。年に数冊なんですが、良書を出すんですよね。そして、「けもの道」という、何だか松本清張先生の小説のタイトルの様な雑誌を出していますのが、株式会社AEGさんです。此れ、狩猟雑誌でありまして、もうねえ、タイトルが通常の情報と全く違うんですよ。「獲った鹿肉の美味しい食べ方」「天然猪カレー」「猿獲り物語」等々、いやあ、凄いラインアップでしょ!?そうそう、惜しくも休刊になりましたけれど、当代随一の随筆家、故山本夏彦先生が主催していた、工作社の「室内」も面白かったです。此れ、徹底して使えるインテリアに拘った雑誌と記憶しています。左寄りの雑誌の「噂の真相」、此れも廃刊になりましたが、所々納得行かない記事はあったにせよ、徹底して権力と闘う姿勢には共感を覚えました。日本唯一の軍事雑誌と謂えばやはり「軍事研究」でしょう。執筆陣は自衛隊OBがメインですけれど、中には北欧の軍備の専門家も居たりして、此のマニアックさは、一時期癖になりましたねえ。豆単で有名なのが旺文社、此処の創立者の赤尾さんが、英語に達者だった為、英検の関連書を筆頭に、学習関連では一世を風靡しました。教育関連の出版で、旺文社と双璧を成すのが学研です。此の会社、面白い事に、教育関連以外の本には決して手を出さないんですよね。旺文社はかって、文庫も出していまして、良質な文藝書をも沢山扱っていただけに、興味深い対比と謂えましょう。此れ、経営者の差なんでしょうね。旺文社の赤尾さんは、射撃が趣味で世界大会に出た程の趣味人でしたが、学研の古岡社長は叩き上げの苦学の人ですもんね。僕、出版社の栄枯盛衰って、非常に興味があるんですが、やっぱりね、情熱と必然性と柔軟性がある処が生き残る様に思います。

地図関連では唯一無二であるゼンリン、押しも押されぬ一部上場企業ですけれど、此処って、オーナーは宇佐の人でして、元々は別府の観光案内の出版をしていたんですよね。より詳細な物が欲しい、という戦後直ぐの状況もあったのでしょう、観光案内が住宅地図へと姿を変え、現在に至るという訳です。ですから、ゼンリンの元々の名は、善隣、ですもんね。そして、ロック雑誌の雄、ロッキング・オン社をスタートしたのは、20代前半の浪人生と其の仲間達ですもんね。リアカーで雑誌を運ぶなど、こよなくロックを愛した4人の若者達が創立したんですが、何だかまるでファブ・フォー、ビートルズの様に大成功を収めました。今では、ロッキング・オン・ホールディングスとなり、年商は30億を超え、抱える雑誌は7つ、3つのロック・フェスを主催、出した書籍は数知れずとなりました。

ううん、今日は僕の趣味に走りましたが、まだまだご紹介したい良心的な出版社は沢山あるんです。其れは又の機会としまして、どうか、此の国が、多様性を認める大人な国になる事を願って、今日は筆を擱きましょう(^.^)/~~~
DATE: 2017/01/13(金)   CATEGORY: 未分類
❁ souvenir ✾
雲飛ぶや 凍てを知らざる 波の列、其れにしても今朝も寒かったですねえ。僕、必死の思いで、早朝の愛犬の散歩に行きましたけれど、耳がちぎれそうな程でして、閉口しました。彼女は甲斐犬でして、元々猟犬ですから、寒さに強いんですよね。♪梅は匂いよ 木立はいらぬ 人は心よ 姿はいらぬ♪、ホント、せめて観梅の時分になれば、もう少し暖かくなるんでしょうが、週末は大寒波の由、北海道や東北では2㍍を超す積雪だそうで、皆様、暖かくしてお過ごし下さいね。

さて、昨晩は有志の皆さんと会食の機会がありまして、焼肉とボルドーの赤ワインで談論風発、二次会ではバーに寄ってモヒートを呑んだりして、とっても愉しい時間を過ごしたんですが、こういう時って、お部屋に戻って一息すると、小腹が空きませんか!?ラーメンは翌日もたれますし、お茶漬けも胃に負担が掛かりそう、洋菓子なんてありませんし、ちょうど良い事に僕、昨日、大好物の「うなぎパイ」を頂いていた事を思い出しまして、「夜のお菓子」と謳ってますからね、濃い緑茶を淹れ、早速其れを食べ、人心地が付き、爆睡した次第でした。

でもね、近年は、ご当地のお土産って、すっかりありがたみが無くなった気がします。ネットでも百貨店でも、日本全国津々浦々の銘菓や珍味が、幾らでも手に入りますもんね。かってはね、赤福を貰ったら伊勢神宮を、梅ヶ枝餅で太宰府天満宮を、宇佐飴で宇佐神宮に思いを馳せていましたけれど、ネットで注文すれば、沖縄でも、北海道に居ても其れが入手出来ますから、或る意味、詰まらない様にも思います。其れにしても、神社仏閣の周辺には銘菓が多い様に思いますが、此れ、かっては遠路遥々参拝に来ていた訳ですから、どうしても甘味を身体が欲するから、其れで名物が生まれたのかもしれませんね。そうそう、僕、小さい頃、もみじまんじゅうを貰ったら広島だ~、到来物の福砂屋のカステラが来れば長崎だ、松風を頂いたら古都京都、薩摩揚げは勿論鹿児島、さが錦は佐賀、一六タルトは松山だ、といった気がして嬉しかったですもん。

でね、僕、色んな人を訪ねて行ったりする事が多いんです。其れが寧ろ、仕事の一環でもあるんですが、其の時に何時も頭を悩ますのが、手土産なんですよね。僕、人様が喜ぶ顔を見るのが大好きですし、其れはとっても嬉しい事ですし、大分を感じさせる物を先方に、と考えるのですけれど、かぼすは重く、ざびえるという地元のお菓子があるんですが此れは劇甘、干し椎茸は地味過ぎます。此れ、都内在住の人は良いなァとつくづく思うんですが、名物が大層多いじゃありませんか。空也の最中。上野の酒悦のお漬物。大心堂のおこし。日本橋の鮒佐の佃煮。にんべんの鰹節。ふりかけの錦松梅。虎屋の羊羹。銀座のたちばなのかりんとう。僕のお勧めは、人形町の重森永信堂の人形焼ですねえ。安価で美味しいですし、人形町には、創業大正3年の老舗の名店、森乃園さんがありまして、此処はほうじ茶で有名ですから、人形焼とセットで贈ると喜ばれる事請け合いです。そうそう、人形町には、すき焼の今半の支店がありますから、此処でお肉を買うのも悪くありませんね。

此の手土産やお土産というスタイル、どうやら縄文期の古代からあったそうです。山中の遺跡から、海の魚の骨が出土していたり、海浜の遺跡から山菜が見つかったりしていますから、勿論交易もあるでしょうが、贈答という習慣があった事は先ず間違い無いでしょう。文献には、平安期頃からお土産の記述があるそうですが、其れから時代が下がり、戦国期になりますと、スケールが大きくなります。室町時代の足利将軍は、インドから象を貰っていますし、大分の武将大友宗麟は、明の国から虎が届いたそうです。徳川家康公なんて、ベトナムから、象・虎・孔雀が献上されたそうで、昔から、感謝や礼儀として、贈答は盛んに行われていたんですね。此れが、織田信長公になりますと、非常にワールド・ワイドでして、欧州からは鏡にビロードのマントに帽子に赤ワイン、目覚まし時計に地球儀に黒人奴隷、お菓子では金平糖にカステラを貰ったそうです。インドからは孔雀の羽に杖。でね、余談ですけれど、此の黒人奴隷、容姿は端麗で長身、身体能力に優れ頭も良く、信長公は大層気に入り、弥助という名を付け、侍として取り立てており、何れは大名にしようと考えていたとか。本能寺の変で其れもおじゃんになりましたけれど、もし信長公が生きていたら、日本に黒人の大名が生まれていた訳で、非常に興味深い、ヒストリカル・イフですよね。そして、豪快だったのは、土佐の大名である長宗我部元親公でした。太閤豊臣秀吉公に献上しましたのは、何と鯨1頭です。高知の港に迷い込んで来た鯨を仕留め、700人の水夫達はすぐさま、海路大阪城まで運んだのでした。しかも其処で料理までして献上した由、太閤殿下は大喜び、長宗我部家は大のお気に入りになったとか。いやあ、此処までスケールのでかい接待というか、お土産は中々ありませんよね。

話を戻しまして、僕、足りない頭で必死に考えまして、此れならきっと喜ばれるであろう手土産、ベスト5を今日、読者の皆様に一挙ご紹介します!ジャジャ~ン!では先ず、第5位は、駿河屋の羊羹です。此の駿河屋、羊羹発祥の店でありまして、室町期からずうっと造り続けています。豊臣秀吉公が聚楽第で開いた大茶会、3000人のゲストへの引き出物が此の駿河屋の羊羹という、由緒正しい一品なんですね。でね、実は僕、左党ですから、甘い物はあんまり得意じゃないんです。其の僕でも美味しく頂けますし、駿河屋の羊羹の、上品ではんなりとした甘さは、きっと喜ばれると思うなァ…。続いて第4位は、愛知に本社がある、坂角総本舗の「ゆかり」です。此れ、要するに海老煎餅なんですが、ぱりぱりで香ばしく、麦酒にもお酒にもぴったんこ、大変な美味です。何せ、江戸初期からずっと、徳川将軍に献上されてますからね。左程高くありませんし、何よりも其の軽さが、持ち運びの際には便利なんです。続いて第3位は、今治の正岡タオルです。国内外の一流ホテルのタオルは、大体此処の品を使っていまして、吸水性に肌触りが最高ですし、全てメイド・イン・ジャパンですから安心ですよね。タオルなら日用品ですし、其処まで高くありませんし、此れもね、持ち運びが楽なんですよね~。そして第2位は、新潟は加嶋屋の鮭の瓶詰であります。スーパーで売っている凡百の鮭の瓶詰とは全く違いまして、其の風味、味わい、此れを差し上げて喜ばなかった人はいません。確か、品質の確かなキング・サーモンを求めて、加嶋屋のスタッフは北欧からカナダから日本海沿岸から、全世界を飛び回っているそうです。そしてね、冬季には、地元新潟の銘酒、越乃寒梅や八海山を付けたセットを売り出しまして、此れがねえ、頬っぺたが落ちる程美味しいんだ…。そうそう、いくらや帆立や貝の瓶詰もありまして、其れも勿論美味しいのですけれど、僕はやっぱり、鮭かなァ。

そして、栄光の第1位です!地元贔屓も入っていまして大層恐縮なんですが、大分は佐伯市にある、清家水産さんです!僕、佐伯は、日本一お魚が美味しい処と確信しているんですが、清家水産さんは、地元の干物屋さんなんですね。ホームページなど無く、店舗の中は殆ど民家、お店に入りますと、其処の子供がギャーギャー泣いているのが聞こえるぐらいです。良く言えば気取りが無くアットホーム、悪く言えば商売っ気がまるで無いんですが、干物の味は僕が保証します。季節によって品が変わり、鯵だったりカマスだったりと色々なんですが、僕のお勧めは鰯の丸干しです。獲れ立てで新鮮な鰯を其のまま干していますから、臭みが殆どありませんし、程良く太って脂が乗ってまして、僕、頭から尻尾までバリバリ食べちゃうんですが、酒にも飯にも合いまして、これは堪りません。でね、すこぶる旨い事に加え、驚愕するのは其の安さです。だってね、30匹入って700円とか、そんな値段なんですよ。其れが都内の鰯になりますと、1匹1200円とか言ってました…。馬鹿野郎この野郎、僕、其の画像を見ましたけれど、ガリガリに痩せ細ってまして、とても食べれるもんじゃありませんで、そりゃあねえ、グラマーで豊満でむっちりした方が良いに決まってます!って、鰯の話ですよ>゜))彡

と、縷々綴って来ましたけれど、食べ物の話ばかり書いてましたら、僕、滅茶苦茶にお腹が空いて来ました…。という訳で、此れからお昼を食べに行って来ます。其れでは皆様、寒さにはどうぞお気を付けて、素敵な週末をお過ごし下さいませm(__)m。
DATE: 2017/01/12(木)   CATEGORY: 未分類
そして船は行く
いや~、今朝は寒かったですね~☃もうねえ、うちの愛犬も今年で16歳になるんですが、病気もせずに矢鱈と元気でして、強い北風をものともせず、寧ろ全力疾走で突っ込んで行く感がありまして、こちらがヘバりそう…。まァ、年を取っても元気なのが何よりでありまして、彼女には長生きして貰いたいなァ…。犬吠えて 里遠からず 冬木立、今週末は大寒波が日本を襲う由、皆様、体調管理には充分お気を付け下さいね。

さて、其の寒波以上に恐ろしいのが、此の国の内外を巡る情勢です。トランプ大統領は早速、トヨタがメキシコに造った新工場に難癖を付けています。此れ、1000億以上を投資して漸く完成したのに、「アメリカに造れ」と無理難題を吹っかけている訳でしょ。海外に展開している日本企業って、沢山ある訳でして、先のメキシコには、日産もマツダもホンダも工場がありますから、此れについても何か言って来る危険性があります。そしてね、何れ円高になる可能性があると思うんですが、そうなりますと、キャノンにせよ任天堂にせよ三菱重工にせよ、大打撃を受ける訳で、実際、上記の企業は軒並み株価が下がってますもんね。うう~ん、トランプ恐るべし…。中国もね、巨大空母を徘徊させ、其の実力を誇示しています。そして、最も脅威なのはやはり、ロシアでしょう。先日、イギリスの経済紙、フィナンシャルタイムズの社説を読んだんですが、僕、吃驚しましたよ。其のまま幾つか拾ってみますね。「ロシアは、旧ソ連時代に磨きをかけたプロパガンダという暗黒の手法をさらに近代化させ、ハッキングにより、アメリカ大統領選挙でトランプを当選させ、絶大な効果を得た。」「アメリカ大統領選前にも、ロシアのサイバー戦士が欧州に狙いを定めていた証拠が次々と見つかっている。EUの機関も次々とサイバー攻撃にあっている。ロシアが極右民族主義勢力を支援する作戦を、裏で工作している事も分かっている。」ですって…。おまけにね、イスカンダルなる新たなミサイルを開発した由でして、宇宙戦艦ヤマトに出て来そうなネーミングですけれど、此れ、かなりの高性能で核も搭載出来るそうで、ロシアの友好国に安価で売却しているとか。うう~ん、映画「X-MEN アポカリプス」には、全世界の征服を狙う超人が現れますが、プーチンの野郎、本気で其れを考えていそうです。韓国は今、為政者不在の混沌の中にありますし、其れを北は虎視眈々と狙ってほくそ笑んでいるでしょうし、新年早々、何だかとんでも無い事が起きなければ良いんですが…。

国内に目を向けても、良いニュースって滅多にありませんよね。原発に年金、福祉に医療に経済格差、際限の無い天下り、1000兆を超す国の借金、少子高齢化に人口減少、そして地方自治体が何れ壊滅でしょ…。鳴り物入りで始まるであろうカジノにしても、警察から闇勢力から上場企業から、利権を巡って鵜の目鷹の目、既に暗闘が始まっているそうじゃありませんか。政府は東京五輪が最後の希望なんでしょうが、所詮は一過性の物です。五輪後に何が残るかを考えれば、只の箱物だけでしょ。風をだに 待つ程もなき 徒花は 枝にかかれる 春の淡雪、僕、為政者のマスターベーションに終わると思うなァ。高度経済成長期の五輪ならば、インフラ整備には意味がありましたけれど、此れからは10年間で、人口は700万人も減るんですよ。道路や鉄道の利用者は減る事は分かりきっているのに、都内では新駅だ新路線だリニアだ、って浮かれているんですから何をか言わんや、将にフェデリコ・フェリーニ監督の傑作、「甘い生活」其のままであります。「甘い生活」では、1950年代のローマの富裕層の乱痴気騒ぎが描かれていますけれど、僕、印象に残ったのはラストのシークエンスでした。狂った様な宴の後、夜が白々と明け、主人公がパーティ会場を抜け出し、海浜に出ますと、腐敗した怪魚が打ち上げられている、という場面です。僕、内憂外患かつ前門の虎後門の狼の此のシビアな時代に、こんな無為無策を続けていては、日本人は皆、其の怪魚になってしまいますよ…。

メディアも、司法も、経済も、外交も、官僚も、勿論政治も駄目、何だか此の国はもう、四面楚歌の様に思えます。でもね、僕、ちっとも諦めていません!此の国の希望、其れは優れた民間人達です。天候の都合で延期になりましたけれど、近々、日本製の、世界最小の宇宙ロケットが打ち上げられます。此れ、9㍍の大きさだそうで、小型の人工衛星の為だそうですが、掛かった費用は4億円の由、従来の物に較べ、数十分の一だそうですよ。そして、もうじき、人類初の月面探査車レースが行われるんですね。世界16カ国が参加、優勝賞金は30億円という、凄い規模のレースであります。日本からは「ハクト」号が出場、優勝候補なんですって。参加した車の中では、流石は我が国の技術力と感心しますが、最軽量だそうです。鳥取砂丘を月面に見立てて練習を積み、スズキ・JAL・IHI等々が協賛、日本民間企業の総力を結集したレースになりそうでして、負けるな日本、頑張れ!地球から応援しますよ!

そしてね、日本のコンビニって、独自の進化を遂げ、僕、世界一と思いますけれど、オムニセブンって凄いですよねえ。本社はセブンイレブンですが、西武やイトーヨーカドーにそごう、提携先のありとあらゆる商品が受け取り可能な訳でしょ。各種支払は勿論の事、煙草も酒もライブのチケットも、そしてオムニセブンならば、高級バッグもスーツも取り寄せられ、おまけにおでんも唐揚げもお握りも買えるんですから、将にコンビニエント、僕、凄いサービスと思いますよ。

かって、拙ブログでご紹介したのが大阪の堺市でして、此処は日本における自由都市、町民の自治によって成り立つという、将に民間人の街でした。1つご紹介するのを失念していたんですが、山形県の庄内地方には、酒田という市があるんですね。実は此の街、落ち武者達によって造られたんです。平安から鎌倉時代にかけ、かっての東北では、奥州藤原氏が100年間統治していました。源頼朝によって、奥州藤原氏は滅ぼされるんですが、其の遺臣達36人は、険しい山々を越え、太平洋側から日本海側へと逃走します。其処で辿り着いたのが酒田の街でした。元々才に長けた36人だったのでしょう。港湾を整備、開拓をし街並みを造り、海上貿易の中継点として大発展を遂げるんです。36人衆は皆豪商となり、文化面でも貢献し政治にも参画、酒田市の発展に大きく寄与しました。中でも有名なのは、本間家ですかねえ。日本が戦争に負け、農地改革となるまでは、日本一の地主さんでありまして、酒田の街を造ったのは、此の民間人と言っても過言ではありません。防風林に灌漑、植林に金融に教育に不動産と、ありとあらゆる面で酒田市を盛り立てました。僕、こういう人や家にこそ、勲章を差し上げるべきと思うなァ…。

僕、どんな政治体制になろうとも、完璧な物って無いと思うんです。そして、我が国は、何時天変地異に襲われるか分かりません。でもね、「お上が悪い」「あいつの所為だ」「天災のヤロウ!」と言っても始まりませんよね。夫々の持ち場で誠心誠意頑張り、世の中を少しでも良くするしか無いですもんね。僕、政治家や官僚やマスコミは口だけと思っています。自立した個人の、民間の集団こそが、此の国を救う、そう信じて頑張ります!
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